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ビール酒造組合、4月度は103.9%と前年を上回る
「樽・タンク」が6.8%増と業務用が牽引
ビール酒造組合は、平成25年4月度のビール市場動向レポートを発表した。4月度のビール課税移出(引取)数量は22万8356klで、前年比103.9%と前年を上回った。容器別販売動向は、瓶合計が前年比101.3%、缶合計が同102.8%、樽・タンクが同106.8%と全てで上回った。用途別では、業務用が前年比105.3%、家庭用が同102.5%と特に業務用の増加率が高かった。
当月の新商品は、サッポロビールからCVS限定で「エーデルピルス(缶350ml・500ml)」、サントリーからイオングループ限定で「ロイヤルブレンド(缶350ml・500ml)」が発売された。
なお、1月~4月の累計では、ビール課税移出(引取)数量は72万8167kl(対前年比97.1%)とまだ下回っている。
また、発泡酒の税制を考える会が発表した4月の市場動向レポートによると、発泡酒の課税移出(引取)数量は6万7142klで前年比93.2%であった。容器別販売動向は、瓶合計が前年比99.4%、缶合計が同93.0%、樽・タンク同96.6%。用途別では、業務用が前年比97.8%、家庭用が同93.0%。
「その他の醸造酒(発泡性)①」と「リキュール(発泡性)①」を合わせた新ジャンルは17万6059klで前年比105.5%と前月に引き続き前年を上回り、1月~4月の累計も前年同期比104.0%となった。
(外食.Biz)
2013年05月15日更新
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