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最前線取材 株式会社M・R・S レストランワンダーランドグループ 大判プリンター活用で店頭集客を実践中! 「手づくり店頭POPのすすめ」
大型POPをはじめ、ほとんどの販促ツールを内製している株式会社M・R・S。グループ会社合わせて30店舗分を引き受ける実績から、店頭POP・ポスターの中にどのような攻めの集客を仕掛けているのかリポートする。
第1回 第2回 第3回
現場が語るPOP内製化で“攻め”の集客
大型POPの制作コストが半減!
店頭POPキャンペーン告知で4000件の大集客!!
「今すぐ印刷」が、店舗独自の攻める施策を可能に
現場が語るPOP内製化で“攻め”の集客

大型POPの制作コストが半減!

 

2009年から大判プリンター「 imagePROGRAF 」を導入

M・R・Sが大判プリンターを導入したのは2009年。それ以前は、大型POP・ポスターは出力のみ外注していたが、コストが高過ぎる上に、発注から納品まで時間が掛かってしまうことが課題であった。同社が解決策として選んだのは、A1(新聞見開き)サイズまで出力できるキヤノンの大判プリンター「 imagePROGRAF 」 だ。

 

A1サイズを外注すると1枚あたり約5000円、さらにラミネート加工を施すと約8000円。複数店舗で実施するフェアでは一度に40~50枚が必要となり、コスト削減は重要なテーマとなっていた。大判プリンター導入の効果を尋ねると、「 インク代と用紙代、機械リース料のみで済み、費用は1枚あたり外注時の半分以下に収まりました 」 とデザイン室室長の高尾次朗氏。品質についても、「 発色は予想以上に美しくて驚きました。また、POPでは特に重要な写真画質のクオリティも満足のいくものでした 」。屋外では特に色あせも気になるところだが、1ヶ月程度掲示しても退色なく使用に耐える。直面していた課題解決のみならず、高い品質も手に入れることが叶い、一石三鳥を実現したという。




店頭POPキャンペーン告知で4000件の大集客!!

 

レストランワンダーランドグループのタイ料理ブランドのひとつ、「マンゴツリーカフェ ルミネ新宿店」の店頭コスト削減で大型POP制作数を増やせたことにより、過去にはチャレンジしにくかった 「 短期的 」 「 イベント告知 」 などの分野でも商機を見出している。

 

その一例が、2010年夏にグループのタイ料理ブランド全8店で展開された、タイ航空とのタイアップキャンペーン告知である。ポスターとランチョンマットで、限定メニューをPRするとともに、記載したQRコード®から応募するとタイ旅行が当たるというもので、2ヶ月間のアクセスが4000件を突破した。実はメルマガでも同様の活動を行っていたが、応募者のほとんどがメルマガとかぶらない新規顧客を獲得。想像以上の成果に、「 店頭販促の強さと重要性を再認識しました 」(広報担当マネージャー神事まゆみ氏)

 

タイ航空とのタイアップキャンペーンを告知する手づくりPOP。ランチョンマットなど他のツールとの組み合わせで情報伝達を強化、2ヶ月で4000件以上の応募を集めた

 


「今すぐ印刷」が、店舗独自の攻める施策を可能に

 

出力された大型ポスターを確認するデザイナーの元田剛氏。「色味がすぐ確認でき、修正できることが大判プリンター導入の一番の魅力」という出力外注時は、データを渡してからPOPが手元に届くまで最低2日掛かっていたが、大判プリンターでは数分で出力完了する。この大幅な時間短縮で、POPのアイデア出し・デザインを考える時間が拡充できた。店舗の要望をどう形にしていくかじっくり検討し、細部の表現までこだわることができる時間が確保されたことで、クオリティを高める環境が整った。そして、M・R・Sのデザイン室は、内製化によって発案から納品まで最短2日を実現したのである。

 

また、掲示後に、再度POPを修正できるのも内製化のメリット。掲出した後でも、現場から 「 料理の注文数が伸びない 」 と声が上がれば、即座に色味やレイアウトを変更できる。

 

 

制作現場のフットワークが軽くなった効果をデザイン室の2人は次のように語る。

 「 食品のPOPは微妙な色が求められます。試し刷り、出力直後の色味確認と修正ができるのは、内製化ゆえの利点 」(デザイナー・元田剛氏)

 「 店舗ごとの状況に即した制作・修正は、外注が絡んでいると難しい。臨機応変に対応できることも内製化の大きな効用 」 (高尾氏)

 

 


マッドクラブの消費量は品川店が圧倒的に多いため、メニューPOPはカニの料理が大きく目立つようになっている。人気メニューが多い銀座店は、カニ以外の新鮮魚介も掲載するなど幅が広い店舗の様々な要因を加味して、POPに反映できることも内製化の成果。 シーフード料理 「 シンガポール・シーフード・リパブリック 」 は、品川店が男性、銀座店が女性中心という客層の違いがあり、これに応じてPOPの掲載商品を変えている。品川店はカニ料理が圧倒的に好まれ、銀座店はマッドクラブに偏らず、いろいろなメニューが満遍なく出る。そのため銀座店では、幅広く商品をPOPに掲載している。“ 多くの種類×少ない枚数 ” は、外注では高コストとなるケースが多く、なかなかトライできない。大判プリンターの採用は、各店舗の傾向を細かくケアし、店にあった “ 攻め ” の集客を展開するに至っている。

 

次回は、大型POPの内製化が、グループの販促全体を活性化させ、多岐にわたる効果を挙げている実例を紹介する。


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POP内製化で集客力も企業力もアップ

「うまそう!!」と思わせる店頭づくり講座  即実践!店頭POPの賞味期限チェック①



 
 

レストランワンダーランドグループ


取材協力:広報担当マネージャー 神事まゆみ(じんじ・まゆみ)氏 飲食企業数社で広報やマーケティング業務に携わり、POPなど販促物制作にも造詣が深い。

株式会社M・R・S (レストランワンダーランドグループ)
http://www.restaurant-mrs.com/

【代表取締役社長】中部 由郎氏
【本社】 東京都新宿区市谷台町6-3 市谷大東ビル4F
【レストランワンダーランドグループ店舗ブランド】
■M・R・S
シンガポール・シーフード・リパブリック(シンガポール料理)
由丸(博多らーめん)
ピッツェリアマレンマ(イタリア料理)
インペリアル・トレジャー・ヌードルズ(中華料理ファーストフード)
TVコネクションカフェ(コンセプトカフェ&レストラン)
オレゴンバー&グリル(アメリカングリル)
ニルヴァーナ(インド料理)
バビーズ横浜(アメリカンカフェ&レストラン)
■コカレストランジャパン
コカレストラン(タイスキ・タイ料理)
マンゴツリー(タイ料理)
フードサーカス(フードコート)

 
 
※QRコード®は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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