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「うまそう!!」と思わせる店頭づくり講座 即実践!店頭POPの賞味期限チェック①
なにわの繁盛店指南師・川野秀哉氏が提唱する店頭集客論の第2回目は、行動編というべき段階に入っていく。どのような店頭、どのような大型POP・ポスターを作れば、街ゆく人が店に来てくれるのか? 川野氏が自ら実践し、成功を収めてきた仕掛けをリポートする。
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心に訴えることが店頭の役割
街並に“なじみ過ぎた店頭”にお客さんは来ない
自分の目で、集客効果の現実を知る
記憶に残るPOPづくりの基本理論
心に訴えることが店頭の役割

街並に“なじみ過ぎた店頭”にお客さんは来ない

店頭に置いたPOP・ポスターは、店の前を歩くたくさんの人にお店を宣伝してくれるわけですから常に繁盛するはずです。しかし、そううまくいかないのがこの商売ですよね。では、なんで入って来てくれないのか? どこに問題があるのでしょう。

 

あなたのお店の前を、毎日ほぼ同じ人が何千人、何万人と歩いている。それなのに入ってこないのは、いつの間にか店が街の風景に埋没してしまっているからではないでしょうか?

 

前回紹介したように、豚公司・黒亭は 「 豆乳しゃぶしゃぶ 」 のPOPで売上アップしましたが、売上が伸びる前は店頭が街に埋没していました。看板こそ掲げたものの、文字が中心で 「 何か書いてあるわー 」 といった薄い印象しか歩行者に残らなかったのです。それが、シズル感あふれる写真を使ったPOPを置くことによって、アイキャッチ効果が高まり、「 文字も読んでみよか!」 と変わったのです。

 

自分が出店した街になじむことは大切ですが、なじみ過ぎると誰の目にも留まらなくなる。せっかくのPOPも長期間ほったらかしでは、賞味期限が切れて風景のひとつになってしまいます。店頭では目に留まる何かを打ち続けなアカンのです。

写真上 2005年当時の黒亭。店頭は文字情報ばかりで街に溶け込んでおり、歩行者の目を留めるには至らなかった|写真下 2010年の黒亭。店頭は写真等のビジュアルで足を止めて、文字を読んでもらう流れになっている



自分の目で、集客効果の現実を知る

 

何割の人が店頭を見てくれるか、自店をチェック!5割以下なら要注意です!目に留まる何かが設置してあり、歩行者の首が向いた瞬間が店頭集客のスタートです。飲食店のオーナーさんは、どれだけの人が自分の店に首を向けてくれているか、現実を知っておかなければいけません。

 

昼の時間帯の15分でいいから、店頭に出て立ってみてください。自分の店にどれだけ首が向いているか現実がすぐに分かりますよ。店頭に立って、賞味期限をチェックするポイントをお教えしますので、ぜひ試してみてください。

 

下のチェックポイントに、ひとつでもあてはまってしまったら賞味期限切れ濃厚です。遠くからでも見えるものを設置して、店頭をつくり直してください。

 

店頭の賞味期限チェックポイント

 




記憶に残るPOPづくりの基本理論

記憶に残るPOPづくりのポイント


既存の大型POP・ポスターの色を赤やピンクに変えたら、集客になるでしょうか。急にド派手なPOPが出てきたら、「 なんやコレ?」 と首は向けてくれるかもしれませんが、お客さんの脳みそには届かないですよね。

 

店頭集客を狙うには、首から頭へ伝えていくことが大切です。店頭へ首を向けてもらい、店先まで来てくれたら 「 食べたい!」 「 入ろ!」 と感じてもらうことが重要です。飲食店なのですから、店頭でツバを飲み込ませなアカンのです。そういうPOPをつくるのが基本なのです。ツバを飲み込んでもらうには写真が一番だと思います。具体的なポイントは、次のページでご説明します。

 

POP・ポスター制作時にありがちなミスは、「 これが売りやねんけど、あれも、これも美味しさを伝えたいねん!」 という下心です。増えれば増えるほどダメPOPになります。売りたいものが2個になった瞬間に、与えるインパクトは1/2になってしまうからです。3つなら1/3、4つなら1/4です。

 

POPに掲載する商品選びで迷ったら、店のコンセプトとオーナーの覚悟が問題になります。「 この料理が嫌と言われるのだったら、うちの店に来てくれなくて結構です 」 という位の気持ちで、メッセージを絞ったPOPをつくるべきだと思います。


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料理のコンセプトをPOPに活かす
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