HOME > 特集記事一覧 > お客様の期待を超えたい -エプソンが提案する飲食店ソリューションの真価を探る

お客様の期待を超えたい -エプソンが提案する飲食店ソリューションの真価を探る

インクジェットプリンターの 「 カラリオ 」 など、一般的にはコンシューマ製品のイメージが強い エプソン であるが、飲食業や流通小売向けプリンターなど業務用製品にも豊富な実績がある。POSに付属するレシートプリンター、オーダリングの一部であるキッチンプリンターにおいては、世界的な企業なのである。日本の飲食業における店舗システムがかかえる問題点を探りながら、エプソンの業務用プリンター事業に焦点をあててみる。

第1回 時計の精密技術をプリンターへ活かす


お客様の期待を超えたい -エプソンが提案する飲食店ソリューションの真価を探る1959(昭和34)年にセイコーエプソンの前身となる諏訪精工舎は設立された。セイコーグループの1社として東京オリンピックの公式時計を担当、さらにこの大会で使われた電子記録システム 「 プリンティングタイマー 」 は、同社のプリンター事業の礎にもなっている。オリンピックから4年後の1968(昭和43)年には、世界初の小型デジタルプリンター 「 EP-101 」 を発売する。当時のプリンター需要とマッチして、日本国内にとどまらず、世界中で大反響を呼ぶこととなり、累積販売台数 144 万台という大ヒット商品になった。 このミニプリンターの子供(SON)たちが世に多く出ていくようにとの思いから 「EPSON(エプソン) 」 ブランドが生まれたのである。

 

1980(昭和55)年に時代の先駆けとなった 「 コンピュータ用小型軽量プリンター 」、1984(昭和59)年には商品化第1号となる 「 インクジェットプリンター 」、そして1990(平成2)年には新たな市場を切り拓いた 「 PC-POSシステム用プリンター 」 を発売するなど、着実に世界的なプリンター企業へ成長していった。また、1983(昭和58)年5月にはエプソン販売も設立される。パーソナルコンピュータのNECの98互換機など日本独自のシステム展開、PCやインクジェットプリンターなどの完成品のほか、組み込み用のプリンターデバイスなどを国内に販売する会社という位置付けであった。

お客様の期待を超えたい -エプソンが提案する飲食店ソリューションの真価を探る

 

飲食店向けビジネスについて、エプソン販売BS・SD営業部 部長の細川雅弘氏にお話を伺った。

お客様の期待を超えたい -エプソンが提案する飲食店ソリューションの真価を探る-「 エプソン 」 と聞きますとカラリオのイメージを抱かれることが多いですか?

そうですね、セイコーブランドの時計やカラリオブランドのインクジェットプリンターなどが有名です。しかし、ワールドワイドに目を向けると、POS用プリンターのシェアは50%前後に上っており、飲食店や流通小売業のお客様との接点は非常に大きいのです。ちなみに、1999(平成11)年からの10年間のPOS用プリンター「TMシリーズ」の累計販売台数は1300万台を出させていただいています。

 

-飲食店や流通小売業のお客様に使われていることがわかりましたが、ビジネスとしてはいつ始まったのですか?

他社のレジスターなどに組み込まれるメカプリンターからスタートしました。いわゆるOEM(※1) 生産で、当時のレジスター用のプリンターとしてはシェアは1位でした。1980年台にはPOSシステムが普及してきましたが、こちらも他社のPOSに組み込むメカプリンターでスタートしました。80年台後半には、POSが専用端末からPC-POSへ移行しました。PC-POSは、いわゆるオープンアーキテクチャ(※2) で自由度と拡張性が高くなります。エプソンは、ここにいち早く着目して自社ブランドの業務用小型プリンター 「 TM-930 」 を1990(平成2)年に発売しました。

 

TM-T88II1992(平成4)年にその 「 TM-930 」 が、米国大手百貨店のシアーズに採用されたのがビジネスとしてのターニングポイントとなりました。シアーズの情報システム部門は自ら最適のプリンターや周辺機器を選ぶ ” ベスト・オブ・ブリード(※3) ” の考え方のもと、自分たちでPOSシステムを構築しました。これをきっかけに米国ではPOSシステムのオープン化が進み、その時流に乗った当社のプリンターは爆発的に販売台数を伸ばし、その後発売されたシングルステーションの 「 TM-T88 シリーズ」は、全世界的にベストセラーとなりました。

 

※1 OEM(Original Equipment Manufacturer)は、他社ブランド製品の製造
※2 コンピュータ・アーキテクチャ(基本設計)を広く公開することで、互換性を持った機器やアプリケーションソフトなどの開発を容易にして、市場でその規格を普及させることを目的とする。
※3 最適なハードウェアやソフトウェアを選択し、その組み合わせでシステム構築を行うこと。



  次の記事へ
ページの先頭へ

エプソン販売株式会社

エプソン販売株式会社 SI営業部 部長 細川雅弘氏

エプソン販売株式会社
http://www.epson.jp/

代表者:平野精一
本社:新宿区西新宿6丁目24番1号 西新宿三井ビル24階
設立:1983年5月20日
事業内容:情報関連機器卸売(プリンター、カラーイメージスキャナー、パーソナルコンピューター、液晶プロジェクター、パソコンPOSシステム、各種ミニプリンター等)

取材協力:
BS・SD営業部 部長 細川雅弘氏
1962年生まれ。1988年エプソン販売に入社。
大手メーカーSierを担当する営業部門に所属し、アライアンスビジネスを構築する。
現在、外食産業を含む特定業種に特化したビジネスを推進。業務用の小型プリンター(レシート・キッチンプリンター・ラベルプリンター)等の積極的な販売を促進している。


文:貝田知明  人物写真:酒美保夫

外食ドットビズパートナー・サッポロビール株式会社

外食ドットビズパートナー・OFSC研究会

売上,利益アップ,商品開発,米国ポテト協会が提案するメニュー戦略「Plus 1 Fry」

これだけは知っておいてほしいワインの話-小久保尊-リクルート

ストロベリーコーンズ

ドトール

モスバーガー

特集

アメリカンス マートポテト  レシピから販促サポートまで

飲食店向けPOS&オーダリングシステム oishino

繁盛店の扉web お店をどんどん強くする サッポロビール 業務用

北関東・信越地方の四季を感じる食巡り

エプソンのスマートチャージ

ブログバー

外食ドットビズ メールマガジン メルマガ