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日本マクドナルドHD、第1四半期(2020年1月~3月)の連結業績を発表
売上高は前年を確保!既存店売上高は18四半期連続でプラスを継続

 日本マクドナルドホールディングスは、2020年12月期 通期(2020年1月~3月)の連結業績を発表。売上高722億8600万円(対前年同期比4.9%増)、営業利益77億800万円(同8.2%減)、経常利益74億2600万円(同14.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益47億1300万円(同14.8%減)であった。
 同社グループでは、持続的成長と収益性を向上し、更なる企業価値を高めることを目指す中期経営目標を2018年2月に公表。これまでに構築した成長のための経営基盤(「最高の店舗体験」「ピープル」「ブランドトラスト」)強化のための継続的投資と、①「コアビジネスの強化」(「メニュー」「バリュー」「ファミリー/ブランド」)、②「成長を加速する取り組み」(「デリバリー」「デジタル」「未来型店舗体験」)、③「新規出店/店舗改装を含む店舗展開」の3つの分野へ戦略的に投資を行うことで、3年間で全店売上高年平均伸び率5%以上、営業利益/経常利益年平均伸び率10%以上、ROE10%以上を目指している。
 中期経営目標の3年目となる2020年は、マクドナルドビジネスの基礎となる「食の安全・安心」を徹底し、「メニュー」「バリュー」を強化するとともに、来店客の店舗体験のさらなる向上のため、特に「未来型店舗体験」「デリバリー」「ピープル」「店舗展開」の4つの取り組みに注力している。
 このうち、「未来型店舗体験」においては、来店客一人一人により充実したサービスを提供し、クイックサービスレストランのサービス概念を大きく変革することを目指している。おもてなしを専門に行うスタッフである「おもてなしリーダー」、席にクルーができたての商品を届ける「テーブルデリバリー」、来店前にスマートフォンのアプリで注文から決済まで完了でき、来店時にすぐにできたての商品を受け取れる「モバイルオーダー」等を順次導入し、顧客の多様なニーズに対応した快適さ、おもてなしの提供を進めている。モバイルオーダーは1月末に全国展開を完了し、約2,700店舗で利用できるようになった。
 なお、2020年12月期 通期(2020年1月~12月)の連結業績予想は、売上高2870億円(対前年比1.9%増)、営業利益290億円(同3.5%増)、経常利益285億円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益182億円(同7.8%増)を見込む。
 

(外食.Biz)
2020年05月13日更新

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