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C-United、障がい者が個性を活かし働く「焙煎所」を東京本社にオープン
その場で焙煎した特別なコーヒー「珈琲館 銀座ブレンド」を「珈琲館」2店舗で新発売

 C-Unitedは、新規事業として、同社で働く障がい者(CUクルー)が珈琲生豆の配合(ブレンド)から焙煎・梱包、発送までを行う焙煎所を今年3月29日に東京本社1階にてオープンした。また、CUクルーが個性を活かし、焙煎する特別なコーヒー「珈琲館 銀座ブレンド」を6月6日より「珈琲館」の2店舗で新発売する。
 障害者雇用促進法の改正により、民間企業での障害者の法定雇用率は今年4月1日から2.5%、2026年7月1日以降は2.7%へと段階的に引き上げられる。同社は、この改正に対して、障がい者の就業機会を増やすだけではなく、「雇用の質」を上げる働きを実現したいと考えた。そのため、一部内製化により「雇用」を創出するだけではなく、新商品づくりに携わる環境を作ることで、やりがいを持って働ける環境を整備。また、本社社員と近い距離で働くことで、組織の一員として働く意識を持ってもらうと共に社員とのコミュニケーションも促す。始業時間から終了時間まで共に仕事をする有資格者のJOBコーチが常駐。けがや事故、人間関係の悩みなどに対して迅速に対応できる労働環境を整えている。また、人事部との面談を月に1度実施し、その中で吸い上げた意見を仕事内容に反映する仕組みも整備。今後は、キャリアアップ制度の確立も視野に入れている。
 本社にオープンした焙煎所も、安心して働いてもらえるような取り組みを行っている。従来の焙煎機は、焙煎時に200~300度に到達するため、常に監視する必要がある。また、煙が上がり熱風が発生するため煙突も必要。今回導入した「Bellwether Roaster」は、高温で煙を焼くことで煙や熱風を出さず、室内でも安全に焙煎ができる。さらに、焙煎機以外の部分でもCUクルーのけがを防止するため、高温になる機械部分には特注のガードをつけ、珈琲豆の包装機も包装紙を感知したときのみ作動する仕様にしている。そして、CUクルーが目視にて、焙煎後に欠点豆を取り除く作業(ハンドピック)を丁寧に行い、安定した味わいを作り上げている。特に、生豆の配合や焙煎に関しては、有識者のJOBコーチだけではなく珈琲焙煎の専門家からも必要な技能をレクチャーし、知識がない人でも安心して仕事を開始できる環境を整えている。さらに、飲食業で働く楽しさと喜びを感じてもらうため、制服もおしゃれな特別なものを採用した。
 なお、「珈琲館 銀座ブレンド」は、“コーヒーの王様”と称される最高等級の「ブルーマウンテンNO.1」を使用した、珈琲館銀座オリジナルのブレンドコーヒー。「ブルーマウンテンNO.1」の調和の取れた味わいに、ほのかな甘みと酸味を加え、スッキリとした飲みごこちに。銀座という地にふさわしい、上品で洗練された味わいを楽しめる。6月6日より「珈琲館」の銀座インズ店と銀座中央通り二丁目店で販売する予定だ。
 

(外食.Biz)
2024年05月21日更新

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