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モスフードサービス、'24年3月期('23年4月~'24年3月)の連結業績を発表
事業別売上高、国内モスバーガー10.0%増、海外7.5%増、その他飲食2.6%増などに

 モスフードサービスは、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表。売上高930億5800万円(対前年同期比9.4%増)、営業利益41億8500万円(-)、経常利益43億9200万円(-)、親会社株主に帰属する当期純利益25億7300万円(-)と増収増益を確保した。
 基幹事業である国内モスバーガー事業においては、前年度に実施した価格改定や店舗数増加、キャンペーン商品好調による売上増で、各種コストの上昇分を吸収したほか、全社的に費用対効果を意識することで販管費の抑制を徹底し、利益の改善に取り組んだ。海外事業では、コロナ後の人流の変化に対応すべく、既存店の強化に努めるとともに、不採算店舗の閉店や本社経費の抑制など、収益性の改善に取り組んだ。また、ESGの観点からグループのマテリアリティ(重要課題)を、①食と健康、②店舗と地域コミュニティ、③人材育成と支援、④地球環境の4つに定め、事業活動を通じて社会に向けた価値創造に取り組んでいる。
 セグメント別業績は、1,313店舗を有する国内モスバーガー事業が売上高733億80百万円(前年同期比10.0%増)、セグメント利益(営業利益)58億62百万円(同184.2%増)であった。また、既存店前年比は、客数99.8%、客単価105.8%、売上高105.6%であった。台湾や豪州などに456店舗を有する海外事業は、売上高168億13百万円(前年比7.5%増)、セグメント利益23百万円(前年同期はセグメント損失2億51百万円)。「マザーリーフ」や「あえん」など計23店舗を有する「その他飲食事業」は、売上高18億38百万円(同2.6%増)、セグメント損失92百万円(前年同期比1億19百万円の損失減)。モスクレジットなどの「その他の事業」は、売上高10億26百万円(同11.6%増)、セグメント利益4億99百万円(同26.8%減)となった。
 なお、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績予想は、売上高940億円(対前年同期比1.0%増)、営業利益42億5000万円(同1.5%増)、経常利益44億5000万円(同1.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益26億5000万円(同3.0%増)を見込む。
 

(外食.Biz)
2024年05月21日更新

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