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日本KFC HD、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表
積極的な新規出店・既存店舗の改装促進、顧客利便性向上等を目的としたDXの推進を
日本KFCホールディングスは、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表。売上高1106億8500万円(対前年同期比10.8%増)、営業利益58億6200万円(同61.9%増)、経常利益67億700万円(同54.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益43億3200万円(同74.0%増)と増収増益を確保した。
同社グループは、積極的な新規出店、ブランド力の維持・向上を目的とした既存店舗の改装促進、顧客の利便性および購買体験価値の向上を目的としたDXの推進を重要施策と位置付けている。
主力のKFC事業で、年間を通じて日常利用の促進を図った。「ガーリックホットチキン」等の新チキン商品を積極的に投入するとともに、「レッドホットチキン」等の季節商品の定番化で話題性の向上と売上の最大化を図った。また、「和風チキンカツバーガー本格ゆず七味」等の新バーガー商品を定期的に販売し、「バーガー」の認知拡大を図るとともに、「チキンフィレバーガーセット550円」等のキャンペーンを展開することでバーガー未経験者でもお得に試せる機会を創出し、ファン層の拡大を目指した。プロモーション活動では、テレビCMをはじめ、デジタルメディアへの広告・PR強化のほか、人気ゲームとのコラボ企画による新規顧客の獲得に向けた施策を実行。さらには、デリバリーへの対応拡大、オンラインオーダーの整備、新ポイントサービスの導入等のデジタル戦略を加速させた。
店舗数は、51(うち直営13)店舗を出店した結果1,232店舗となった。改装については、183(うち直営45)店舗を実施、配達代行を含むデリバリーサービスの実施店舗は942店舗となった。
なお、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績予想は、開示を見合わせている。
(外食.Biz)
2024年05月21日更新
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