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焼肉坂井ホールディングス、上半期(2023年4月~9月)の連結業績を発表
店舗の更なるDX化の取り組みとして、既存店2店舗で「ロボット掃除機」を試験導入

 焼肉坂井ホールディングスは、2024年3月期 第2四半期(2023年4月~9月)の連結業績を発表。売上高109億1800万円(対前年同期比1.7%増)、営業利益2億1800万円(-)、経常利益2億9200万円(同24.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4500万円(同74.9%減)であった。
 同社グループは、水際規制の緩和や新型コロナウイルス感染症の5類移行を背景として、回転寿司業態および居酒屋業態においては首都圏を中心にインバウンド需要の増加が見られ、居酒屋業態においてはオフィス街を中心に一定の宴会需要の回復も見られた。また、主力事業である焼肉事業や、日常食・ファーストフード事業をはじめとする他の各事業においても、堅調な回復傾向が続いている。一方、人件費や原材料価格、水光熱費等の高騰に対応すべく、メニューミックスや商品価格の見直しを含むメニューの改定や、食材調達先の多様化等を行うとともに、主力である焼肉事業においては、今後も人材の採用難が続くことが予測される中で、店舗の更なるDX化の取り組みとして、肉匠坂井と七輪坂井の既存店2店舗で「ロボット掃除機」を試験導入している。これは人手不足対策のみならず、従業員の負荷を軽減することで就労環境の改善にも繋がるものであり、試験導入の結果を踏まえ、他の店舗においても随時導入を検討していく。
 グループの直営店舗数は、契約期間満了、不採算店の整理に伴い9店舗を閉店した一方で、2店舗の新規出店と1店舗の譲受を実施し284店舗となった。また、FC161店舗を加えた総店舗数は計445店舗となった。
 なお、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績予想は、売上高216億8400万円(対前年同期比5.9%減)、営業利益1億8100万円(-)、経常利益2億3700万円(同50.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4000万円(同85.6%減)を見込む。
 

(外食.Biz)
2023年12月01日更新

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