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トリドールの第1四半期、「丸亀製麺」に集中して売上拡大
「丸亀製麺」を展開するトリドールが7月30日に発表した、平成23年3月期第1四半期(2010年4月1日-6月30日)の経営成績は、売上高113億600万円(前年同期比35.7%増)、営業利益12億6200万円(同14.1%増)、経常利益11億9300万円(同9.7%増)となった。なお、資産除去債務に関する会計基準の適用や少額減価償却資産の処理方法変更に伴う特別損失により、四半期純利益は4億700万円(同25.3%減)となっている。
デフレの影響が長引く外食業界において、トリドールは主力業態である「丸亀製麺」に経営資源を集中。客単価500円の低価格と手づくりへこだわる本格路線によって支持層を確実に広めている。同期間では、ロードサイド35店舗、ショッピングセンター内3店舗の計38店舗を出店。営業店舗数は、前年同期末の245店舗から122店舗増の367店舗となり、部門売上高は98億1600万円(前年同期比47.4%増)と成長している。なお、焼き鳥ファミリーダイニング業態「とりどーる」の売上高は7億1400万円(同9.5%減)、ラーメン業態「丸醤屋」は3億8000万円(同2.3%減)、焼そば業態「長田本庄軒」は2億2400万円(前年同期比0.2%増)となっており、好調な「丸亀製麺」への経営資源集中より明確になった。
(外食.Biz)
2010年08月02日更新
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