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松屋フーズ、第1四半期営業利益が前年比80%増に
松屋フーズが7月30日に発表した、平成23年3月期第1四半期(2010年4月1日-6月30日)の累計連結業績は、売上高166億3000万円(前年同期比9.0%増)、営業利益6億7700万円(同80.6%増)、経常利益6億6600万円(同83.1%増)となった。「牛めし」の値引きキャンペーンを積極的に実施したほか、関西の2府4県(105店舗)においては、キャンペーン価格に据え置いて販売。低価格路線が顧客獲得につながり、既存店売上が前年比103.8%となった。なお、「牛めし」の値引き販売等により、原価率は前年同期の32.7%から33.6%となっている。
収益性を改善させたのは諸経費の削減。販売費及び一般管理費の売上高に対する比率が、前年同期の64.8%から62.3%へ改善した。この要因は、店舗での生産性向上の取り組みとアルバイト・パートの平均時給低下により、人件費の売上高に占める割合が前年同期の34.1%から32.9%と改善したことによる。また、売上増加により、人件費以外の経費の割合が改善したことも要因となっている。FLコストの売上高比も前年同期の66.8%から66.5%へと改善した。
(外食.Biz)
2010年08月02日更新
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