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環境配慮型店舗に向け、サイゼリヤとほっともっとがLED照明を本格導入

 サイゼリヤは 7月から8月にかけて標準店舗およびビルイン店舗を中心に、全国約300店舗でLED電球を導入すると発表した。同社は、2008年から店舗設備の省エネ化を推進するために、店内照明のLED化を検討・実験してきた。これまでのLED電球では、店内環境に適した照度が得られなかったが、今年に入ってから、照度だけでなく価格面でも同社基準に達するものが入手できるようになったため本格導入となった。既存店の客席スポットライトやダウンライトで導入、電球入替え効果はCO2排出量3.3%減となる見込み。なお、2010年以降の新規出店・改装店舗では、すでに客席・看板などの照明すべてにLED照明を使用しており、今後はスポットライト・ダウンライト以外の店内照明のLED化、残る500 店舗のLED照明化も検討していく。

 プレナスは、「HottoMotto (ほっともっと)」の店頭看板や店内照明すべてにLED照明を採用して「環境配慮型店舗」への転換を図る。7月20日に開店した徳島県の「ほっともっと大谷店」を皮切りに、今後の新規出店および改装店舗を対象に本格導入する。従来店舗と比較すると、照明の電力消費量を60%削減、店舗全体の電力消費量は約11%削減できるとしている。

(外食.Biz)
2010年07月29日更新

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