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JF調査、9月売上高は前年比100.3%。3ヶ月連続で前年上回る
日本フードサービス協会(JF)は25日、会員企業を対象とした9月度の外食産業動向を発表した。全店ベースの売上高は前年同月比0.3%増となり、3ヶ月連続で前年を上回った。昨年に比べ、日祭日が1日少なかったほか、シルバーウィークが大型連休でなかった、雨天日数が多かった(東京+9日、大阪+1日)といった悪条件が重なったが、客数が前年比103.9%と比較的堅調に推移した。全業態トータルの客単価は、8月よりさらに下がり96.6%で、消費低迷を背景に厳しい状況が続いているとしている。
業態別では、FFが前年比売上高101.4%・客数106.0%と増加。洋風FFは、客数こそ101.2%と伸びたが、売上は98.6%と前年を下回った。和風は、各社の積極的な広告・販促策によって、客数が125.7%と大幅増。客単価は87%だったが、売上は109.3%となった。麺類は売上高103.4%。FRは、客単価が101.1%だったものの客数が前年を下回り、売上も99.8%となった。業種別では、洋風と焼肉が前年を上回り、和風・中華が前年割れとなった。パブ・居酒屋は売上高98.2%、ディナーレストランは売上93.4%と前年割れ。喫茶業態は客数が103.1%と伸びて売上高102.2%となった。
(外食.Biz)
2010年10月26日更新
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