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JF調査、10月の外食市場は回復基調
3ヶ月ぶりに前年同月を上回る
日本フードサービス協会(JF)は25日、会員企業を対象とした平成23年10月度の外食産業動向を発表、売上状況は100.5%で3ヶ月ぶりに前年を上回った。天候に恵まれた地域も多く、客足も101.1%となり、多くの業態で売上高が前年同月を上回った。
FF業態は、客数101.1%・客単価100.4%・売上101.4%といずれも前年を上回った。業種別売上では、洋風100.6%、麺類113.2%と好調であったが、和風は97.8%、持ち帰り米飯・回転寿司は94.8%で前年割れとなった。
FR業態は、客数102.0%・客単価98.0%・売上100.0%とほぼ前年並み。業種別では、洋風は客数102.5%と前年を上回ったが、客単価が97.5%と下回ったため売上は99.9%にとどまった。中華は売上103.7%、和風100.9%となった。セシウム汚染の風評被害に影響されている焼肉業態の売上は、7月86.0%、8月87.9%、9月88.0%、10月92.5%と対前年のマイナス幅が少しずつ縮小している。
パブ・居酒屋業態は、売上97.6%と前年を下回ったが、パブ・ビアホールは103.6%となった。居酒屋は、客数96.1%・売上96.5%で伸び悩みが続いている。ディナーレストラン業態は、客数99.4%・客単価101.8%・売上101.1%。喫茶業態は、客数100.1%・客単価99.6%で、売上高は99.7%と前年を下回った。
(外食.Biz)
2011年11月28日更新
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