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すき家、7月は売上・客数とも今年に入り最大の伸びに
ゼンショーが2日に発表した「すき家」の7月月次売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比30%増となった。今年2月から6ヶ月連続で月間売上が前年を上回っているが、その中でも最大の伸びとなった。継続的な低価格路線が奏功したほか、他社との値下げ競争が大々的に報道されたことによる宣伝効果も影響したようだ。なお、既存店の客数も前年同月比44.0増となった。来客数は8ヶ月連続で前年比を上回っているが、こちらも最大の伸び率となった。
同じく業界最安値の250円で並盛を売る「松屋」の松屋フーズが2日に発表した月次報告によると、7月の既存店売上高は前年同月比5.3%増、客数は15.4%増であった。売上高が前年水準を上回ったのは4ヶ月連続、来客数は9ヶ月連続となる。8月からは、「吉野家」も値引き販売を展開した数値となるだけに、低価格競争の勢力図がどのように変わるか注目される。
(外食.Biz)
2010年08月03日更新
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