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ワタミ、中間期の国内外食事業は前年ベースを下回る
ワタミが10日に発表した平成23年3月期第2四半期(平成22年4月-9月)の連結業績は、売上594億8700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益22億2000万円(7.8%増)、経常利益20億2300万円(4.8%減)、四半期純利益3億6100万円(63.6%減)であった。セグメント別に見ると、国内外食事業の同期間における既存店売上高前年比実績は94.3%にとどまった。「チケットバックキャンペーン」など来店促進策に効果があり、6月-8月の集客は前年を上回ったが、客単価が計画に届かず、売上高は前年を下回る状況で推移した。出店状況は、「わたみん家」を中心に23店舗を新規出店、6店舗の業態転換を実施。「炭旬」や「仰天酒場」などの新業態も展開している。国内外食事業における売上高は393億4500万円、セグメント利益は14億6400万円であった。海外外食事業は、広州・上海・台湾に3店舗を出店。香港・中国本土においては、既存店売上高前年比が100%超で推移するなど景気回復に伴う業績伸張も顕著で、今後も積極的に成長地域を中心に出店をしていく。また、マレーシアにおいては、「和民」に関わる開発契約を現地企業と締結、出店地域の拡大に取り組んでいく。
(外食.Biz)
2010年11月12日更新
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