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日本チェーンストア協会、12月販売は前年同期比98.5%
10ヶ月連続で前年同月を下回る

 日本チェーンストア協会は、会員企業57社・7895店の12月度チェーンストア販売統計を発表した。総販売額は1兆2662億4369万円で、既存店ベースの伸び率を示す店舗調整後の前年同月比は98.5%であった。部門別では、食料品が7601億8357万円で同98.9%、衣料品1391億2343万円で同94.3%、日用雑貨品などの住関品が2763億7325万円の同98.0%、サービスは44億2481万円の同99.3%、その他は861億3863万円の同101.6%であった。
 12月度は、食品は相場回復による農産品の好調、鍋物商材などの動きは良かったが、全体では苦戦、衣料品・住関品は先月好調の反動から後半動きが鈍くなったこともあり、販売総額の前年同月比(店舗調整後)は、10ヶ月連続で前年同月を下回った。
 商品別の動きでは、農産品はトマトやサラダ野菜・キャベツ・白菜・カット野菜は好調も玉葱・じゃが芋・きのこ類は不調。畜産品は和牛・国産牛は好調、豚肉・鶏肉に動きはあるが苦戦。水産品はまぐろ類や海藻類の動きは好調、さんま・あじ・さばなど鮮魚は不漁もあり不調。惣菜は温惣菜では煮物・揚げ物・中華が好調も焼き物が不調、要冷惣菜では和惣菜は好調も洋惣菜・おせちは不調。米飯は好調も寿司は不調であった。

(外食.Biz)
2013年01月23日更新

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