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日清製粉、ニュージーランドに子会社設立
海外生産能力を現在の30%増を目指す

 日清製粉は、オーストラリア及びニュージーランドにおける大手食品企業Goodman Fielder(グッドマン・フィルダー)のニュージーランドの製粉事業部門「チャンピオン製粉」を取得するとともにチャンピオン製粉を譲り受けるニュージーランド子会社の設立を決定した。
 チャンピオン製粉は、ニュージーランド国内シェア約55%の同国最大の製粉メーカーで、「Champion」「Grainland」等の認知度の高いブランドを保有している。ニュージーランド全土で小麦粉、ミックス、ベーカリー関連商材等幅広く供給を手がけていることから、同社では、チャンピオン製粉の事業基盤をベースに、日本で培った製パン技術等二次加工技術や新規需要創出のノウハウを応用し、チャンピオン製粉の事業をさらに拡大していくことを目指す。
 日清製粉グループでは、中期経営計画の一環として新規海外事業の拡大を目指しており、今年3月に取得した米国・ミラーリング社に引き続き、海外生産能力を現在の30%増にする。併せて、グッドマン社との間にニュージーランドにおける小麦粉の長期供給契約を締結することで、グループのノウハウを活かした新製品の共同開発や新規需要の開拓に積極的に取組み、グッドマン社との関係を強化していく。

(外食.Biz)
2012年12月10日更新

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