トピックス
餃子の王将、約3年ぶりの前年同月比マイナス
6月の中華系FF業態は明暗別れる
王将フードサービスが12日に発表した6月の月次売上報告によると、これまで好調をキープしていた「餃子の王将」の既存店売上高前年同月対比が95.9%となり、平成19年8月以来、35ヶ月ぶりのマイナスとなった。同社の既存店伸び率は、平成18年3月期から前期(平成22年3月期)まで、5期連続100%以上の成長を遂げてきた。特に前期は、その好調ぶりが頻繁にマスコミに取り上げられてさらなる追い風となり、既存店実績は年間18.5%の伸び率となった。それが顕著だったのが昨年6月で、前年同月比は125.9%と過去最高を記録していた。今年は、前年のブームが落ち着いたために4.1%のマイナスに留まったと同社は見ている。ちなみに、客数もほぼ同程度のマイナス4.2%となっている。
対して、同じ中華系のFF業態である「幸楽苑」と「日高屋」は、それぞれ既存店ベースで前年同月比実績を上回った。「幸楽苑」の6月売上は104.0%、客数は103.4%で、平成23年3月期に入ってから3ヶ月連続のプラス。「日高屋」は売上108.6%、客数108.4%で、平成23年2月期に入ってから4ヶ月連続のプラスとなった。
(外食.Biz)
2010年07月13日更新
最新ニュース