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マイナビ、2026年8月度の全国アルバイト・パート平均時給レポートを発表
全国平均時給は前年同月比-16円の1,303円、「飲食・フード」は+43円の1,215円と過去最高を更新

 マイナビは、アルバイト・パート求人情報サイト「マイナビバイト」に掲載された求人広告データを集計した2026年8月度アルバイト・パート平均時給レポートを発表。全国平均時給は、1,303円(前月比+6円/前年同月比-16円)であった。
 職種(大分類)別では、「飲食・フード」は1,215円(同+4円/+43円)となり、2026年に入って5回目の過去最高額を更新した。一方で、求人倍率は0.79倍となっており、時給の上昇と求人件数の動きが必ずしも一致していない様子もうかがえる。「販売・接客・サービス」は1,238円(同-10円/+54円)、「レジャー・アミューズメント」は1,294円(同+13円/+76円)であった。そのほか、前月比では全16職種のうち8職種が増加、2職種が横ばい、6職種が減少となった。前年同月比では10職種が増加し、6職種が減少した。
 エリア別平均時給は、「関東」1,370円(同+2円/-12円)、「関西」1,280円(同+9円/-30円)、「東海」1,277円(同+10円/-13円)、「北海道・東北」1,203円(同+16円/-26円)、「甲信越・北陸」1,222円(同+3円/-53円)、「中国・四国」1,212円(同+4円/-5円)、「九州・沖縄」1,213円(同+9円/-10円)と全エリアで前月比は増加した一方、前年同月比では減少となった。特に「北海道・東北」は全エリアの中で最も低く、全国平均との差は-100円だった。平均時給の伸びはやや落ち着きつつあるものの、地域間の賃金水準には依然として差がみられている。

 なお、各エリアの「飲食・フード」の平均時給は、「関東」が1,276円(前年同月比+3.0%)、「関西」が1,199円(同+3.4%)、「東海」が1,201円(同+4.6%)、「北海道・東北」が1,127円(同+3.8%)、「甲信越・北陸」が1,166円(同+4.1%)、「中国・四国」が1,138円(同+4.5%)、「九州・沖縄」が1,130円(同+3.8%)であった。
■今月のTOPIC…米国で話題「ブルーカラーミリオネア」に着目
 米国では「ブルーカラーミリオネア※」が話題となった。ブルーカラー職が中心の「工場・倉庫・建築・土木」とホワイトカラー職が中心の「オフィスワーク」の平均時給を比較すると、「工場・倉庫・建築・土木」は1,481円、「オフィスワーク」は1,294円となり、その差は187円だった。2023年には28円差だったことから、両者の時給差は3年間で6.7倍と拡大していることがうかがえる。
※ブルーカラーミリオネアとは、建設・電気・配管などの技能職に従事する人材等が、構造的な人材不足と需要増加を背景に高い経済的成功を収める現象のこと
■「飲食・フード」は時給上昇が続く一方、求人件数が必ずしも増加していないケースも
 同社キャリアリサーチラボ研究員の嘉嶋麻友美氏は、『2026年8月の平均時給は1,303円で、前月から6円増加したものの、年間平均は前年から2円増にとどまり、最低賃金改定前の段階では大きな変動はみられていません。職種別にみると「飲食・フード」など過去最高額を更新した職種があるほか、「工場・倉庫・建築・土木」と「オフィスワーク」の平均時給の差が、2023年の28円から2026年には187円まで拡大していることから、時給動向には職種間で差がみられます。また「飲食・フード」では、時給上昇が続く一方で、求人件数が必ずしも増加していないケースもみられています。同職種においては、省人化や業務効率化の進展が採用動向に影響している可能性もあり、今後の時給動向をみるうえでは、職種ごとの人材需給や採用環境の違いに注目する必要があると考えられます。』とコメントした。
 

(外食.Biz)
2026年10月02日更新

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