
ぐるなびは、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しているが、今回は非常食や防災食について調査した結果を発表した。前編に引き続き後編・まとめを掲載する。
■非常食の消費期限を「全て把握している」1割弱、「だいたい把握している」6割弱
■非常食の量は「3~5日分くらい」が最多、1週間分以内が全体の9割
全員に対し、ローリングストックを知っているか聞いたところ、全体では「実践している」(27.2%)+「知っていたが実践はしていない」(40.8%)と認知率は7割弱(68.0%)だった。性年代別の認知率は、「30代男性」(74.0%)、「30代女性」(72.1%)、「40代女性」(71.5%)と「60代女性」(74.6%)が7割を超え高かった。また、実践者は「60代女性」(40.8%)が唯一4割超と高かった。
同社リサーチグループ長の本間久美子氏は、『近年、自然災害の脅威が高まる中、今回の調査でも全体の約4人に3人が災害に不安を抱いていることが明らかになりました。一方、非常食の常備率は37%にとどまり、防災への「意識」と実際の「行動」に乖離があることがわかりました。ぐるなびでは2024年2月にも同様の調査を行っていますが、不安を抱く割合も、非常食の常備率もほぼ変わらない結果であることもわかりました。特に20~30代の若年層で備えが手薄な傾向が見られ、「非常食を常備する」ことのハードルの高さがうかがえます。ただ、注目すべきはローリングストックの実践、認知率の変化です。「実践している」方が今回27%という結果でしたが、2024年の23%より4pt増。認知率は68%と、2024年の60%より8pt増となりました。また、非常食に求める要素として、「日持ち」や「調理が不要または簡単」に次いで、「普段食べても良いもの」が約半数の支持を集めており、しまい込んで忘れてしまう「非日常の備蓄」から、日常の延長線上で備える「ローリングストック」にシフトしつつあるのかもしれません。「ローリングストック」は、お好きな食品を少し多めに買い置きすることから始められますので、非常食を今常備できていない方もぜひ「ローリングストック」を今日から実践していきましょう。』とコメントした。
(外食.Biz)
2026年09月04日更新