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インフォマート、商流データをもとに食材流通のトレンドを可視化したサイトを公開
年間2.9兆円分の食材流通実取引データを匿名化・指数化し、外食市場の動向を可視化

 インフォマートは、フード業界のDXおよびデータドリブン経営の支援を目的に、食材流通の動向を可視化した特設サイトを公開した。「BtoBプラットフォーム 受発注」に蓄積された実取引データを、個社・個別取引および個人が特定されないように必要な加工・集計を行い、指数化している。また、オープンデータ(ダウンロード形式)ではなく、特設サイト上でのみ閲覧が可能。なお、本サイトは同社のサービスの利用有無に関わらず利用できる。
 同社は1998年の創業以来、人とシステムを通じて、全国の卸事業者や飲食店の業務効率化を支援してきた。昨今は、原材料価格の高騰、深刻な人手不足、多様化する消費者ニーズなど、フード業界を取り巻く環境は激変しており、経験や勘だけに頼らない、確かなデータに基づいた経営判断が、これまで以上に求められている。日々の取引情報から蓄積された、年間2.9兆円を超える食材流通の実取引データは、業界全体の流通金額の34.6%にのぼり(同社試算)、企業間取引における食材流通の実態を映し出すものだ。同社は、この価値あるデータを業界へ還元することで、食品メーカー、卸事業者、飲食店の三者による最適な調達・販売・開発戦略の策定を支援し、フード業界全体の活性化に貢献していく。
 第1弾として、「飲料:流通額の動向」「飲料:流通額×エリア」「輸入米の流通トレンド」「ブロッコリーの流通トレンド」「調味料の流通トレンド」の5つの切り口から指数を掲載。「飲料:流通額の動向」では、「BtoBプラットフォーム 受発注」において、飲食店が実際に購入した「飲料」の流通金額を指数化。最も流通額の大きい「ビール」を基準値(100)とし、今年2月度の各飲料の流通量および前年同月比を可視化した。「飲料:流通額×エリア」では、「飲料」の流通額データを全国の主要エリア別に分割。地域ごとの需要の偏りや、地方特有のトレンド傾向を把握できる。「輸入米の流通トレンド」では、昨今の米の需給バランス変化に伴い関心が高まる「輸入米」の動向を抽出。昨年1月を基準として指数化し、「取引社数(売り手)」と「取引回数」の推移から、飲食店における代替需要のリアルな動きを捉える。「ブロッコリーの流通トレンド」では、指定野菜への追加で注目される「ブロッコリー」の需要変化を分析。通常の生鮮野菜と冷凍野菜の分類を合算し、昨年1月を基準として「1社あたりの取引金額の推移」を指数化した。そして、「調味料の流通トレンド」では、外食メニューの多様化や仕込みの効率化に直結する「調味料」の動向を分析。昨年1月を基準とした指数および1社あたりの取引金額の推移を公開。
 同社では、今後も継続して本レポートのアップデートおよび新たなカテゴリの公開を行っていく予定で、今年8月には、6月までのデータに更新を予定している。今後も市場のニーズを汲み取りながら、「価値あるインサイト」を発信し続け、業界全体の持続可能な発展を支えていくとしている。
特設サイト: https://www.infomart.co.jp/data/dataplatform
 

(外食.Biz)
2026年07月17日更新

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