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千房、新たな顧客体験を提供!ステーブルコイン決済の実証実験を開始
オリジナルのSBT付与によるマーケティング施策の高度化や再来店促進を想定

 千房は、㈱Hash Portと連携し、決済と顧客データを一体化させることで、新たな店舗運営モデルの構築を目指し、ステーブルコイン※1決済の実証実験(PoC)を、「千房 千日前本店」「千房 有楽町ビックカメラ支店」の2店舗にて4月7日より開始した。
 本実証では、Web3ウォレット「Hash Port Wallet」を活用し、日本円連動ステーブルコイン「JPYC」による決済を導入する。ユーザーは、対象店舗において、自身が保有するステーブルコインを用いて決済を行うことができ、決済手数料無料で利用できる。ステーブルコイン決済を行った来店客には、同社オリジナルのSBT(Soulbound Token)※2を付与する。付与されるSBTは、来店・利用履歴と連動するデジタル証明として機能する。これにより、データの蓄積を可能とし、将来的なマーケティング施策の高度化や再来店促進へ活用することを想定している。
 同社は、これまでも、大阪・関西万博に関連した取り組みや、NFT(SBT)を活用したロイヤリティ施策など、デジタル技術による新たな顧客体験の創出に注力してきた。今回の実証実験には、主に3つの目的がある。まず、「利便性の向上とコスト最適化」。決済手段の多様化による利便性向上に加え、店舗側のコスト構造の最適化および新たな決済インフラの実運用を検証する。二つ目が「顧客データの直接取得」。決済を起点としたデータを直接取得することで、従来の飲食店運営の枠組みを超えた価値創出を目指す。そして三つ目が「将来的な事業展開の検証」。ステーブルコインを活用した次世代の事業展開の可能性について検証を進める。
 同社では、本実証を通じて利用状況やオペレーションの検証を行い、今後は本モデルの他店舗展開も検討していく。また、SBTを活用したロイヤリティ施策をさらに発展させ、国内外の顧客に向けた新たな飲食体験の提供を目指すとともに、海外事業との連動を視野に入れたグローバル展開における活用可能性についても検討を進めていくとしている。
※1:ステーブルコインは暗号資産の一種
※2: Soulbound Tokenは譲渡・売買のできないトークン
 

(外食.Biz)
2026年04月09日更新

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