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あみやき亭、中間期(2025年4月~9月)の連結業績を発表
事業別売上高は、焼肉4.8%減、焼鳥4.7%増、レストラン28.6%増、その他3.2%減

 あみやき亭は、2026年3月期 第2四半期(2025年4月~9月)の連結業績を発表。売上高181億3600万円(対前年同期比3.1%増)、営業利益9億8600万円(同26.9%減)、経常利益10億3500万円(同25.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益5億4000万円(同34.0%減)であった。
 同社グループは、前期より差別化戦略の一環として導入した「和牛一頭買い」をさらに強化してきた。また、リニューアル店舗については顧客から要望の多かったサラダバーの復活や、銘柄牛の専門店「松阪牛焼肉きらく本店」等のオープン等を実施。あわせて、創業30周年を記念した各種販促施策を実施し、節目にふさわしい取り組みを進めている。しかしながら、期首からの継続的な原材料等の物価高騰や、人手不足等に起因した人件費・物流費等の高騰により増収減益となった。
 出店戦略としては。今年6月2日にクーデションカンパニーの全株式を取得し、同社の未出店地域である関西圏(京都・大阪)への進出と基盤確立に取り組んでいる。また、クーデション社は自社セントラルキッチンを活用した精肉加工機能を有し、同社グループの業態・ビジネスモデルとの親和性も高いため、食材調達・オペレーションの共通化を通じてシナジーを創出し、グループ全体の持続的成長ならびに企業価値の一層の向上に寄与すると考えられる。店舗数については、クーデション社の新規連結による24(焼肉事業9・レストラン事業3・その他事業12)店舗に加え、7(レストラン事業6・焼鳥事業1)店舗を新規出店、5(焼肉事業4・レストラン事業1)店舗を業態変更し、焼肉事業1店舗を移転オープンしたほか、7(焼肉事業5・焼鳥事業2)店舗を撤退した結果312店舗となった。
 セグメント別の売上高は、「あみやき亭」87店舗や「スエヒロ館」20店舗など計168店舗を有する焼肉事業が107億98百万円(前年同期比4.8%減)、「美濃路」36店舗など51店舗を有する焼鳥事業が19億58百万円(同4.7%増)、「感動の肉と米」51店舗、「スエヒロ館」14店舗など計69店舗を有するレストラン事業が46億35百万円(同28.6%増)、居酒屋「楽市」や寿司業態「すしまみれ」など24店舗を有するその他事業が7億45百万円(同3.2%減)であった。
 なお、2026年3月期 通期(2025年4月~2026年3月)の連結業績予想は、売上高386億円(対前年同期比9.2%増)、営業利益22億円(同16.6%減)、経常利益23億円(同15.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益12億2000万円(同29.7%減)を見込む。
 

(外食.Biz)
2025年10月28日更新

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