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ゼネラル・オイスター、?25年3月期(?24年4月~?25年3月)の連結業績を発表
29店舗を展開する店舗事業は売上高3.9%増、セグメント利益28.3%減と増収減益
ゼネラル・オイスターは、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績を発表。売上高39億2600万円(前年同期比3.6%増)、営業利益300万円(同79.0%減)、経常利益200万円(同93.1%減)、親会社株主に帰属する当期純損失2000万円(-)であった。
同社グループでは、原価低減、モバイルオーダーシステムの導入による少人数で運営できる体制作りに引き続き取り組むとともに、既存店舗のリニューアル、新規出店に加えて、大阪梅田にフランチャイズ店2号店をオープンするなど業態開発にも取り組んだ。しかしながら、牡蠣の最盛期である当第4四半期連結会計期間(2025年1月~3月)にかけて、ノロウイルスが蔓延し、同社の厳しい安全基準に満たした牡蠣の調達が十分にできず、また全国的な感染性胃腸炎の流行もあり、店舗事業、卸売事業とも、繁忙期に機会損失が発生した。今後は、「Everybody Oyster」のヴィジョンの下、海水の温暖化やノロウイルスにも対応し、「カッキテキ」な技術力を創造し、オイスターの安心安全の高付加価値を実現することで、牡蠣の生産から販売まで事業ポートフォリオを構築し、顧客一人一人の満足度を向上させていくとともに、再生可能エネルギーなど複数の成長軸をもった持続的成長の実現と企業価値の向上を図っていく。
セグメント別業績は、29(うち直営27)店舗を有する店舗事業が売上高33億24百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益2億63百万円(同28.3%減)。卸売事業は、売上高4億57百万円(同3.2%増)、セグメント利益1億15百万円(同18.2%減)。加工事業は、売上高1億9百万円(同8.5%増)、セグメント損失59百万円(-)。浄化事業は、売上高8億52百万円(同2.2%増)、セグメント損失34百万円(-)。イベント事業やECサイト事業などその他は、売上高70百万円(同7.3%減)、セグメント損失7百万円(-)であった。
なお、2026年3月期 通期(2025年4月~2026年3月)の連結業績予想は、売上高51億8400万円(前年同期比32.0%増)、営業利益1億8700万円(-)、経常利益1億8600万円(-)、親会社株主に帰属する当期純利益1億3000万円(-)を見込む。
(外食.Biz)
2025年06月13日更新
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