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ピエトロ、2025年3月期(2024年4月~2025年3月)の連結業績を発表
店舗事業は売上高11.3%増、セグメント利益301.6%増と増収増益を確保

 ピエトロは、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績を発表。売上高111億3500万円(対前年同期比10.3%増)、営業利益1億7700万円(同18.9%減)、経常利益1億6000万円(同20.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5700万円(同47.3%減)であった。
 同社グループは、「ファンを大切にする」という理念のもと、ファンベース経営のさらなる強化、商品事業、店舗事業を併せ持つ強みを最大限に追求したマーケティングの強化を行った。売上面では、商品事業は商品カテゴリー別の施策強化に加え、商品育成、ブランド力の向上に取り組んだ。店舗事業は、顧客満足を追求した施策や新規出店効果等によりグループ全体で増収となった。一方、利益面では、店舗事業は既存店、新店ともに売上が好調に推移したことと、原価率改善や効率的な店舗運営に努めたこと等により増益となったが、商品事業では利益貢献度が高い主力ドレッシングが野菜価格高騰等の影響を受け販売本数が前年同期並みにとどまったことによるカテゴリー別売上構成変動に伴う粗利率の低下に加え、マーケティング強化による販促費の増加や物流コストの上昇等により減益となった。
 セグメント別の業績は、店舗事業が売上高42億95百万円(前年同期比11.3%増)、セグメント利益1億円(同301.6%増)と増収増益を確保。商品事業は、売上高66億74百万円(同10.0%増)、セグメント利益15億61百万円(同5.7%減)。本社ビルの賃貸等その他事業は、売上高1億65百万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益69百万円(同12.8%減)であった。
 なお、2026年3月期 通期(2025年4月~2026年3月)の連結業績予想は、売上高117億8600万円(対前年同期比5.8%増)、営業利益3億5000万円(同97.5%増)、経常利益2億円(同24.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6000万円(同3.8%増)を見込む。
 

(外食.Biz)
2025年06月10日更新

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