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サッポロライオンが外食企業として提供するサステナブルな外食体験を紹介
環境配慮型コーヒーの使用や調達先で発生する野菜残渣を有効活用したスープの提供など

サッポロライオンは、持続可能な社会・外食事業の実現を目指し、環境や人権に配慮された商品提供の取り組みを進めている。原材料の調達活動は、サプライヤーの理解と協力を得ながら「サッポログループ調達基本方針」に則って行っており、協働でサステナビリティに取り組んでいる。
例えば、コーヒーは、「国際フェアトレード認証」「レインフォレスト・アライアンス認証」など、環境や人権に配慮しているとして国際的な認証を取得している、環境配慮型コーヒーの使用を進めている。なお、「国際フェアトレード認証」は、環境保全や児童労働の禁止、生産者の生活環境改善など、持続可能な生産と公正な貿易取引に関して定められた国際フェアトレード基準が守られていることを認証する制度。また、「レインフォレスト・アライアンス認証」は、動植物や森林の保護、気候危機への緩和と適応、農園で働く人々の人権尊重や暮らしの向上といった、より持続可能な農業を推進するための包括的な認証制度。
また、スープもサステナブルなスープを提供している。「銀座ライオン」(一部店舗を除く)では、調達先で年間10,000t以上発生している野菜残渣のなかで普段食べずに捨てられている野菜の皮や葉、芯、根を有効活用して作られた、サステナブルな「ベジブロード」を使用したスープを提供している。なお、「ベジブロード」とは、デリカフーズ㈱が焼津水産化学工業㈱と共同開発した、プラントベース調味料(野菜だし)。野菜を意味する“ベジタブル”とイタリア語で出汁を意味する“ブロード”から名付けられた。
同社は、今後も持続可能な社会・外食事業の実現に向けて、サステナブルな外食体験の提供を通じて、顧客に「JOY OF LIVING(生きている喜び)」を届けていきたいとしている。
(外食.Biz)
2025年06月09日更新
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