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デルソーレ、2025年3月期(2024年4月~2025年3月)の業績を発表
セグメント別業績、外食事業は売上高2.2%増、セグメント利益242.7%増と増収増益を確保
デルソーレは、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の業績を発表。売上高154億300万円(対前年同期比13.4%減)、営業利益5億6100万円(同54.0%減)、経常利益5億3900万円(同57.5%減)、当期純損失4億2200万円(-)であった。
同社は、経営理念である「食と食の文化を通じてお客様に満足と幸せを提供する」ことを一貫して追い求め、「食の安全・安心」を第一に掲げて、「“おいしい”で世界をつなぐ」をミッションに、業績の向上と財務体質の改善を図り、経営基盤の強化に取り組んできた。
外食事業においては、訪日外国人の増加等により堅調な需要が続いている一方、資源価格の高止まり、円安継続や異常気象に伴う原材料価格の更なる高騰等に加え、今後も恒常的な人手不足が見込まれており、引き続き厳しい経営環境が続いている。このような状況の中、既存店の更なる質の向上に取り組んでいる。具体的には、食材ロス低減の取り組み、人員配置の最適化や在庫管理、家賃の減免等、徹底したコストコントロールを実施するとともに、テイクアウトブランドの強化による収益改善に引き続き注力してきた。特に「おめで鯛焼き本舗」を成長ドライバーとして位置づけ、百貨店や商業施設への催事出店やFC加盟活動を中心とした「守り」から「攻め」への転換を図るべく取り組んでいる。
セグメント別業績は、外食事業が売上高31億8百万円(前年比2.2%増)、セグメント利益2億53百万円(同242.7%増)、食品事業が売上高123億22百万円(同16.5%減)、セグメント損失1億93百万円(前年はセグメント利益15億13百万円)であった。
なお、2026年3月期 通期(2025年4月~2026年3月)の業績予想は、売上高145億円(対前年同期比5.9%減)、営業利益2億円(同64.4%減)、経常利益1億円(同81.5%減)、当期純利益6000万円(-)を見込む。
(外食.Biz)
2025年06月09日更新
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