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クラダシ、環境省が実施する食品ロスの削減推進モデル事業に採択
「使い切りレシピ」をサッポロHDの「うちれぴ」を通じて配信しフードロス発生量の変化等を検証

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、環境省が実施する「令和6年度補正予算 消費者の行動変容等による家庭系食品ロスの削減推進モデル事業」に採択されたと発表した。
「消費者の行動変容等による家庭系食品ロスの削減推進モデル事業」とは、環境省が食品ロス削減推進法等に基づき、家庭から排出される食品ロスの早期削減を実現するため、地方公共団体や事業者の先導的な取り組みを支援し、その成果を広く発信するもの。今回同社では、「使い切りチャレンジ~EC×レシピ連携による家庭内食品ロス削減事業~」で本モデル事業に採択された。
同社は、「日本で最もフードロスを削減する会社」をビジョンに掲げ、フードロス削減を目指し、賞味期限が切迫した食品や季節商品、パッケージの汚れやキズ・自然災害による被害などが原因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で販売している。また、その売上の一部でさまざまな社会貢献活動を支援している。
本事業では、「Kuradashi」で販売する食品や余りがちな食材を使い切るためのレシピ「使い切りレシピ」を、サッポロホールディングス㈱が運営するレシピアプリ「うちれぴ」を通じて生活者に配信し、レシピ配信前後での家庭のフードロス発生量の変化、消費者の行動変化等を検証する。「使いきりレシピ」では、各商品の特性に合わせた最適な調理法や保存方法も取り入れることで、生活者が実際に食品ロスを削減できる具体的なアクションにつなげる。また、本事業を通じて、未利用食品や賞味期限の切迫した商品の購入・活用を促し、生活者のフードロスへの意識向上と家庭全体における食品管理や調理方法の改善といった行動変容を促進させ、家庭内で発生するフードロスの削減を目指す。
なお、レシピアプリ「うちれぴ」は、おうちのレシピ帳で“がんばらない”ごはん作りを提供するアプリ。サッポロホールディングス社が運営し、食品メーカー約60社による約20,000件のこだわりのレシピを掲載している。「ごはんトーク」機能で今日のごはんの準備や感想を家族みんなと共有し「うちれぴ帳」に日々のごはんを思い出として記録できるため、使いつづけるほど充実し、家族で楽しむごはん作りを実現して、毎日の食卓に笑顔をもたらすアプリだ。
うちれぴ:
https://uchirepi.app/
(外食.Biz)
2025年06月03日更新
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