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シェアフル、学生・主婦・主夫のはたらく頻度・タイミングに関する実態調査を実施
学生の80%以上が土~日にはたらきたい、主婦・主夫は月~金が土~日を大きく上回る

 パーソルグループのスキマバイトアプリ「シェアフル」などを提供するシェアフルは、「シェアフル」ユーザーを対象に、はたらく頻度・タイミングに関する実態調査を実施した。
 近年、ライフスタイルや価値観の多様化に伴い、従来のフルタイム・シフト制にとらわれない柔軟なはたらき方へのニーズが高まっている。そうした中、スキマ時間を活用してはたらくことができる「スキマバイト」は、学生や主婦、副業希望者など幅広い層から注目を集めている。本調査は、「シェアフル」ユーザーが、どのような時間帯・曜日にはたらくことを選んでいるのか、その背景にはどのような理由があるのかを明らかにし、目的や背景を踏まえたサービス向上を目指すために実施した。
■学生の就業希望曜日は土~日曜日にはたらきたいがともに80%超え
 まず、学生のスキマバイトで働きたい曜日・時間帯に関する調査では、月~金曜日にはたらきたいと回答した人の割合は月55%・火52%・水57%・木54%・金55%といずれも50%~60%程度であった一方で、土~日曜日にはたらきたいと回答した人の割合は土88%・日84%といずれも80%以上であった。時間帯は、土曜日が午後(15時~19時頃)が29%、昼(11時~14時頃)が27%、日曜日が午後が27%、昼が26%と午後と昼の希望が高かった。
■主婦・主夫の就業希望曜日は月~金曜日にはたらきたいが土~日を大きく上回る
 一方、主婦・主夫のスキマバイトで働きたい曜日・時間帯に関する調査では、月~金曜日にはたらきたいと回答した人の割合は月64%・火70%・水73%・木69%・金67%といずれも60%~70%程度と、土~日曜日にはたらきたいと回答した人の割合(土41%・日37%)を大きく上回り、学生とは対照的な結果となった。時間帯は、月~金曜日に関してはいずれも昼の時間帯が40%前後と他の時間帯を大きく上回った。
■希望の就業曜日と実際の就業曜日の乖離
 エリア別のスキマバイトで働く頻度・タイミングに関する希望と実態の乖離を見てみると、首都圏エリアとそれ以外では求人数に大きな差があるものの、希望するはたらき方と実際の就業曜日について「あまり乖離がない」又は「乖離がない」と回答した人はいずれの地域でも55%前後で、地域ごとの差は見られなかった。

■考察
 今回の調査では、職業によってはたらきたい曜日や時間帯に大きな違いがあることがわかった。学生のうち、月~金曜日にはたらきたいと回答した人の割合は、いずれも50%~60%程度、一方で土~日曜日にはたらきたいと回答した人の割合はいずれも80%以上だった。また、いずれの曜日でも昼または午後にはたらきたいと回答した人の割合が高い結果となった。主婦・主夫の場合、学生とは対照的に、月~金曜日にはたらきたいと回答した人の割合が、土~日曜日にはたらきたいと回答した人の割合を大きく上回った。また、月~金曜日にはたらきたいと回答した主婦・主夫のうち、いずれの曜日でも半数以上の方が昼頃にはたらきたいと回答した。これらの結果から、企業がスキマバイトで人材を募集する際には、「土~日曜日×昼~午後」では学生をターゲットにして募集し、「月~金曜日×昼」では主婦・主夫をターゲットにして募集すると効果的であるということが明らかになった。

【調査概要】
調査方法:Web調査
調査対象:日本全国の10代~80代の男女シェアフルユーザー
実施時期:3月18日
有効回収数:36,189サンプル
 

(外食.Biz)
2025年05月08日更新

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