トピックス
東京一番フーズ、第1四半期(令和6年10月~12月)の連結業績を発表
「とらふぐ亭」「寿し常」など飲食事業は売上高2.6%減、セグメント利益16.6%減
東京一番フーズは、令和7年9月期 第1四半期(令和6年10月~12月)の連結業績を発表。売上高21億7800万円(対前年同期比2.0%減)、営業利益1億5300万円(同26.8%減)、経常利益1億9600万円(同8.8%減)、親会社株主に帰属する四半期期純利益1億5600万円(同15.3%減)であった。
同社グループは、飲食事業を起点に、6次産業化を推進し、卸売事業、加工事業、養殖事業を展開することで、サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)力のある垂直統合型の総合水産企業を目指している。目的は、グループ飲食店舗の顧客、外販先(飲食業者、小売業者、卸売業者等)とダイレクトに情報共有することで、すべての事業において顧客視点からの生産・物流等の業務の改善、イノベーションの推進による新たな価値を創造することにある。
飲食事業においては、水産物SCMによるトレースが確認できる安心・安全な食材の調達と、職人の技を駆使した満足度の高い料理・サービスの提供をモットーとしている。また、ポテンシャルの高い海外市場に向けた水産物の事業展開を図るため米国NYに出店しているシーフードレストラン「WOKUNI」においては、水産物6次産業化体制を基盤とする透明性とそのアイコンとしてのTuna Auctionイベントが評価されていることを鑑み、マンハッタンに2号店を今期末にオープンする準備を進めている。
当第1四半期においては、食材・人件費の高騰がかなり業績を鈍化させた。今後はその対策として、水産物SCMの再点検とコストコントロールの見える化を再構築していく。
セグメント別業績は、飲食事業が売上高18億90百万円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益1億59百万円(同16.6%減)。外販事業は、売上高2億88百万円(同2.4%増)、セグメント損失4百万円(前年同期はセグメント利益18百万円)であった。
なお、令和7年9月期 通期(令和6年10月~令和7年9月)の連結業績予想は、売上高80億8200万円(対前年同期比8.5%増)、営業利益3億3100万円(同51.9%増)、経常利益3億4100万円(同38.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億9300万円(同646.8%増)を見込む。
(外食.Biz)
2025年03月17日更新
最新ニュース