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東芝テック、生活者の野菜摂取量増加に向けた実証実験を豊橋市で実施
「スマートレシート」と「ベジチェック」を活用し、野菜摂取啓発の効果を測定

 ヤマナカ(実証実験場所の提供)、東芝テック(「スマートレシート」を通じたキャンペーンの販促)および東芝データ(実証実験の企画・データ分析、「スマートレシート」データの提供)は、愛知県豊橋市(野菜摂取啓発キャンペーンの主催)およびカゴメ(「ベジチェック」を通じた野菜摂取の啓発、ベジチェックデータの提供)と共同で、生活者の野菜摂取量増加に向けた実証実験を1月11日~2月28日に豊橋市で実施する。
 豊橋市は、「健幸なまちづくり条例」を制定し、誰もが生涯にわたり健やかで幸せに暮らすことができる社会(健幸なまち)の実現を目指している。健幸なまちづくりの一つとして、市民に対して食生活改善に向けた取り組み、特に野菜摂取の啓発活動を実施しているが、啓発活動による効果を把握できていないという課題がある。そこで、3社は、豊橋市およびカゴメと共同で、東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート」とカゴメの推定野菜摂取量測定機器「ベジチェック」を活用し、野菜摂取啓発の効果を測定する実証実験を実施する。
 期間中、「ヤマナカ 豊橋フランテ館」にて、野菜摂取の啓発活動として、期間内に2回以上「ベジチェック」で「スマートレシート」の会員バーコードを読み取り、推定野菜摂取量を測定した人の中から、抽選で10名にスマートレシートポイント2,025ptを進呈、期間内にヤマナカポイントカードと「スマートレシート」IDを連携した人全員にスマートレシートポイント100ptを進呈、実験終了後、アンケートに回答した人全員にスマートレシートポイント150ptを進呈といった「野菜をもっと食べようキャンペーン」を実施し、その啓発効果を測定するために、「スマートレシート」と「ベジチェック」を利用した買い物客の会員属性や野菜購入量などと推定野菜摂取量との相関を分析する。
 なお、「スマートレシート」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するサービス。手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認することができ、買い物における利便性の向上につながるとともに、加盟店の紙レシートの発行コストや環境負荷を減らすことができる。一方、「ベジチェック」は、センサーに手のひらを当てるだけで自身の推定野菜摂取量が約30秒でわかる機器。測定の簡便さが特徴で、他のサービスと組み合わせることで、より行動変容を促すことが期待できる。
スマートレシート:https://www.smartreceipt.jp/
ベジチェック:https://healthcare.kagome.co.jp/service/vege-check
 

(外食.Biz)
2025年01月10日更新

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