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あみやき亭、第3四半期(2024年4月~12月)の連結業績を発表
事業別売上高は、焼肉1.6%増、焼鳥11.6%増、レストラン31.8%増などに
あみやき亭は、2025年3月期 第3四半期(2024年4月~12月)の連結業績を発表。売上高261億3700万円(対前年同期比8.0%増)、営業利益19億1700万円(同39.5%増)、経常利益19億8000万円(同38.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億8800万円(同53.3%増)と増収増益を確保した。
同社グループは、主力の焼肉事業において、これまでの和牛バラ肉のパーツ買いがメインであったが、高品質かつ赤身志向が強まる中、旨味のある赤身に対応すべく和牛の「一頭買い」を導入することで仕入れの効率化を実現。また、部位ごとの特性を熟知した肉のプロがカットすることで、定番部位の商品はもちろんのこと、近年人気が高い赤身の肉、さらには高額で希少な部位等も、おいしさ・鮮度の高い商品としてお手頃な価格で提供することを実現した。この先は、全国の畜産生産者から直接購入する等仕入の効率化を更にすすめ、「和牛一頭買い」の仕入れ割合を2割から8割程度に高めるとともに、種類が豊富でお値打ち感ある商品を提供することで顧客の多様なニーズに応えていく。
また、今後は、「感動の肉と米」を中心に、低価格と高品質のバランスを強みに焼肉事業や焼鳥事業等を含め、関西地方での出店を強化していく。加えて、引き続き「事業ポートフォリオ」の最適化を見据えた不採算店舗の業態変更による収益力改善等、成長拡大のための競争力強化策の取り組みを進めていく。
店舗数については、8(レストラン事業6・焼鳥事業1・その他事業1)店舗を新規出店し、5(焼肉事業2・レストラン事業3)店舗を業態変更し、9(焼肉事業6・焼鳥事業3)店舗をリニューアルしたほか、9(焼肉事業7・焼鳥事業2)店舗を撤退した結果285店舗となった。
セグメント別の売上高は、「あみやき亭」88店舗など165店舗を有する焼肉事業が166億73百万円(前年同期比1.6%増)、「美濃路」37店舗など52店舗を有する焼鳥事業が27億72百万円(同11.6%増)、「感動の肉と米」41店舗、「スエヒロ館」14店舗の55店舗を有するレストラン事業が55億13百万円(同31.8%増)、居酒屋「楽市」や寿司業態「すしまみれ」など13店舗を有するその他事業が11億78百万円(同5.6%増)であった。
なお、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績予想は、売上高374億円(対前年同期比12.4%増)、営業利益27億2000万円(同22.4%増)、経常利益28億円(同21.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益16億5000万円(同26.2%増)を見込む。
(外食.Biz)
2025年01月09日更新
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