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東京一番フーズ、令和5年9月期(令和5年10月~令和6年9月)の連結業績を発表
「とらふぐ亭」「寿し常」など飲食事業は売上高1.5%増、セグメント利益214.7%増と増収増益を確保
東京一番フーズは、令和6年9月期 通期(令和5年10月~令和6年9月)の連結業績を発表。売上高74億5200万円(対前年同期比2.7%増)、営業利益2億1700万円(同56.7%増)、経常利益2億4600万円(同36.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3900万円(同63.9%減)であった。
同社グループは、飲食事業を起点に、卸売事業、加工事業、養殖事業を垂直に展開する6次産業化を推進している。その目指すところは、サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)力のある垂直統合型の総合水産企業の展開。目的は、グループ飲食店舗の顧客、外販先(飲食業者、小売業者、卸売業者等)とダイレクトに情報共有することで、すべての事業において顧客視点からの生産・物流等の業務の改善、イノベーションの推進による新たな価値を創造することにある。
飲食事業においては、水産物SCMによるトレースが確認できる安心・安全な食材の調達と、職人の技を駆使した満足度の高い料理・サービスの提供をモットーとしている。また、ポテンシャルの高い海外市場に向けた水産物の事業展開を図るため米国NYに出店しているシーフードレストランにおいては、水産物6次産業化体制を基盤とするサスティナビリティが評価され業績は順調に推移している。
当第4四半期においては、国内の消費行動が活発化する中、人々の外食機会がさらに増加している。また、海外からの旅行者の増加傾向も活発化してきているので、それへの対応策を強化している。しかし、同時に、労働力不足が深刻化する中、グループの目指すサービス水準を維持することに努めている。
セグメント別業績は、飲食事業が売上高67億18百万円(前年同期比1.5%増)、セグメント利益2億15百万円(同214.7%増)。外販事業は、売上高7億33百万円(同15.3%増)、セグメント利益2百万円(同96.2%減)であった。
なお、令和7年9月期 通期(令和6年10月~令和7年9月)の連結業績予想は、売上高80億8200万円(対前年同期比8.5%増)、営業利益3億3100万円(同51.9%増)、経常利益3億4100万円(同38.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億9300万円(同646.8%増)を見込む。
(外食.Biz)
2024年12月10日更新
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