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関門海、中間期(2024年4月~9月)の連結業績を発表
「玄品」等の直営店舗は売上高7.7%増14億94百万円、既存店売上高前年比は10.9%増
関門海は、2025年3月期 第2四半期(2024年4月~9月)の連結業績を発表。売上高18億100万円(前年同期比6.4%増)、営業損失1億7700万円(-)、経常損失1億9200万円(-)、親会社株主に帰属する中間純損失1億2100万円(-)であった。
同社グループにおいては、通信販売への投入等がうなぎの販売の認知度向上にも寄与したほか、インバウンド旅行客にも好評な天然とらふぐコースや季節ごとに展開している「夏安居」「秋津膳」を投入し販売を強化した他、かにコースの販売店舗拡大、「母の日・父の日・敬老の日」フェア等を開催し売上高増加に努めた。また、本社工場の人員を増強し、拡大する販路への多様な商品製造や店舗における使用食材の加工にも対応できるよう体制強化を進めている。
主力事業である「玄品」等の直営店舗では、物価上昇に伴う節約志向はあるものの所得環境の改善等により個人消費は回復基調であり、うなぎ料理等が好評だったほか、アジア地域だけではなくそれ以外の地域からのインバウンド旅行客の増加などが売上高増加に繋がり、直営店舗の既存店売上高前年比は10.9%増となった。直営店舗数は1店舗閉店により42店舗、直営店舗の売上高は14億94百万円(前年同期比7.7%増)となった。
フランチャイズ事業においては、既存店店舗末端売上高およびとらふぐ等の食材販売等の売上高ともに前年同期を上回る結果となった。店舗数は、上海淮海店を移転準備のため一時閉店したため1店舗減少し23店舗となり、とらふぐ等の食材販売、ロイヤリティ等によるフランチャイズ売上高は1億21百万円(同7.8%増)、国内既存店末端売上高は3億18百万円(同5.2%増)となった。
その他の業態の本部に係る売上高も含めた売上高は、その他の業態の店舗売上高および本部の食材の外部販売に係る売上が減少したこと等により1億85百万円(同4.0%減)となった。
なお、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績予想は、売上高50億8000万円(前年同期比1.3%増)、営業利益3億5000万円(同40.1%増)、経常利益3億円(同46.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億円(同39.5%減)を見込む。
(外食.Biz)
2024年12月10日更新
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