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プレナス、国産SAFの原料となる廃食用油の供給エリアと業態店舗を拡大
「ほっともっと」「MKレストラン」でも開始! CO2排出削減で、気候変動対策へ貢献
プレナスは、関東1都6県の「やよい軒」124店舗から出る廃食用油を国産の持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)製造の原料として供給することで資源の有効活用を通じて気候変動対策への貢献を目指す取り組みを今年5月より開始したが、12月からは廃食用油の供給を「ほっともっと」の一部店舗および「MKレストラン」の全店舗に拡大する。
SAFは、石油などの化石燃料以外を原料とする持続可能な航空燃料であり、その製造にあたっては様々な原料、製造技術が存在する。原料が100%廃食用油の場合、従来の航空燃料と比べて原料収集からSAFの製造、燃焼までのライフサイクル全体でCO2排出量を約80%削減することが可能といわれている。
今回対象となる店舗は、「ほっともっと」の熊本・宮崎・鹿児島県の一部28店舗と「MKレストラン」の全24店舗、「やよい軒」も九州地方・山口県の一部店舗を加え172店舗に拡大する。これにより廃食用油の供給量は約360トン/年となり、この取り組みによるCO2削減量約910トン/年を見込む。
同社は、今後も廃食用油を国産SAFに再利用する取り組みに参加することで、トレーサビリティを明確にしながらCO2排出削減を目指し、さらなる気候変動対策へ貢献していきたいとしている。
(外食.Biz)
2024年12月05日更新
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