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物語コーポレーション、第1四半期(2023年7月~9月)の連結業績を発表
国内既存店売上高前年比は、直営店が5.0%増、FC店も5.0%増とともに好調に推移
物語コーポレーションは、2025年6月期 第1四半期(2024年7月~9月)の連結業績を発表。売上高297億5200万円(前年同期比14.8%増)、営業利益23億6300万円(同7.9%増)、経常利益22億3600万円(同0.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益13億1400万円(同1.5%減)であった。
同社グループは、中期経営計画の実現に向け、「とびっきりの笑顔と心からの元気」をスローガンに店舗運営を行っている。売上向上施策として、既存店舗の内外装の積極的な改装、看板商品の磨きこみ、グランドメニューの変更、期間限定商品の販売、サービス力の強化を行い、他社との差別化を図るとともに顧客体験価値の向上に注力している。また、テレビCMの放映やスマートフォンアプリ、ブランドサイト、SNSなどを活用したデジタルマーケティングの強化により、認知度やブランドロイヤルティの向上を図っている。更に、顧客利便性や生産性の向上を目的に、「焼肉きんぐ」における特急レーンの導入店舗の拡大、「丸源ラーメン」におけるセルフレジ、タッチパネルの導入に加えて、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」における配膳ロボットの複数台使用など、店舗運営のDX化を進めている。これらの施策の効果により、国内既存店売上高前年比は、直営店、FC店ともに5.0%増となった。グループ店舗数は733(直営459・FC246・海外28)店舗となった。
部門別の直営店売上高は、331(うち直営209)店舗を有する焼肉部門が152億24百万円(前年同期比10.0%増)、223店舗(うち直営119)店舗を有するラーメン部門が52億52百万円(同16.6%増)、20店舗(うち直営16)店舗を有するお好み焼部門が5億40百万円(同14.4%増)、98店舗(うち直営82)店舗を有するゆず庵部門が46億98百万円(同18.4%増)、「焼きたてのかるび」など直営33店舗を有する専門店部門が12億17百万円(同43.9%増)だった。また、246店舗を有するフランチャイズ部門は18億23百万円(同14.0%増)、「物語(上海)企業管理有限公司」及び「PT. Agrapana Niaga Gemilang」による取組みである「その他」部門は9億96百万円(同45.4%増)であった。
なお、2025年6月期 通期(2024年7月~2025年6月)の連結業績予想は、売上高1215億3400万円(前年同期比13.4%増)、営業利益95億8000万円(同17.3%増)、経常利益95億3800万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益63億2300万円(同12.1%増)を見込む。
(外食.Biz)
2024年11月12日更新
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