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リクルート、旅行情報誌「じゃらん」がご当地おにぎりのランキングを発表
「全国発売してほしいご当地おにぎり」と「ユニークなご当地おにぎり」の2つのランキングを

 リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は、全国の20~50代男女を対象に、「ご当地おにぎり」に関するインターネット調査を行い、「全国発売してほしいご当地おにぎり」「ユニークなご当地おにぎり」それぞれのランキングを発表した。
 今年も新米のおいしい季節がやってきた。旅行情報誌「じゃらん」では、専門店も増え具材を包まない“魅せる具”など進化する国民食“おにぎり”に注目し、全国のご当地おにぎりについてアンケートを実施。その中から「全国発売してほしいご当地おにぎり」と「ユニークなご当地おにぎり」の2つのランキングを発表した。
 「全国発売してほしいご当地おにぎり」の1位は、「たらこバター焼きおにぎり」(北海道)。北海道は、鮭やいくら、とうもろこしなどおにぎりの具材にぴったりの食材が豊富な中、たらこ×北海道産バターの組み合わせは、間違いのない相性の良さ。そのままでもコクのあるうま味が広がるが、焼きおにぎりにするのもおすすめ。通年食されるたらこだが、冬にかけて旬を迎え、うま味が増すそうだ。2位は、「えび天おにぎり」(愛知県)。具材にえび天が使用されたおにぎりは、「天むす」として愛される名古屋めしの代表的な存在。普通のおにぎりより小ぶりで、おやつにもぴったり。えびと各店特製のタレの味を楽しむため、塩を混ぜ込んだご飯を使用しないのも特徴。3位は、「鯛めしおにぎり」(愛媛県)。今治市(東予)や松山市北条(中予)で食べられる鯛めしをにぎったご当地おにぎり。鯛めしは、鯛を丸ごと一匹、土鍋や釜に入れて炊き込んだ郷土料理で、鯛のうま味がしっかりしみ込んだ上品な味わいが特徴のぜいたくな一品。4位は、沖縄県のソウルフードの一つ「ポークたまごおにぎり」(沖縄県)。缶詰のポークランチョンミートと玉子焼き、ご飯、のりで作るおにぎりで、コンビニや町の惣菜店での販売はもちろん、専門店もたくさんあり、観光途中に味わえるワンハンドフードとしても親しまれている。5位は、「あなごおにぎり」(岡山県)。瀬戸内で水揚げされるあなごは、ふっくらと柔らかく、うま味がギュッと閉じ込められた身はご飯との相性も抜群。郷土料理「岡山ばら寿司」には焼あなごが欠かせず、祭りや祝いの席で親しまれてきた。古くから愛される焼あなごを刻んで手軽なおにぎりでいただく地元ならではの味を楽しめる。
 その他、トップ10には、6位「かにめしおにぎり」(鳥取県)、7位「明太子おにぎり」(福岡県)、8位「鶏飯おにぎり」(長崎県)、9位「いかの炊き込みご飯おにぎり」(石川県)、10位「五目おにぎりの笹巻き」(福島県)がランクインした。
 一方、「ユニークなご当地おにぎり」の1位は、「すだちおにぎり」(徳島県)。すだちは、酸味とさわやかな香りで愛される徳島県を代表するご当地食材で、古くから食欲増進に役立つといわれている。すだちおにぎりは、絞って混ぜたり、皮をすってまぶすことでさっぱりとした口当たりに。鮭や昆布など具材によってバリエーションが楽しめるのもポイント。2位は、「飛騨トマトおにぎり」(岐阜県)。飛騨のブランドトマト「飛騨トマト」は、糖度と酸味のバランスが良く、実はお米との相性も良い食材として地元で親しまれている。おにぎりには、角切りにしたトマトを、ツナとマヨネーズであえたものを具材にすることで、さっぱりジューシーな一品に。3位には、「全国発売してほしいご当地おにぎり」4位の「ポークたまごおにぎり」(沖縄県)がランクイン。4位は、「きく姫むすび」(青森県)。しゃきしゃきとした食感が特徴の干し菊を使用した知る人ぞ知るご当地おにぎり。干し菊は、青森県の南東部で古くから生産されている食用菊の花びらを、蒸して乾燥させたもの。酢の物やあえ物などの彩りには欠かせない食材の一つ。5位は、「どんこおにぎり」(大分県)。大分県は江戸時代前期からしいたけの栽培が行われ、一大産地としても知られている。中でも冬に採れる肉厚のしいたけを干したものは“どんこ”と呼ばれ、炊き込んだしいたけ飯をにぎれば、夜食やおやつに親しまれる味わい豊かな一品に。
 その他、トップ10には、6位「くるみ入り柿の葉おにぎり」(宮城県)、7位「パセリおにぎり」(香川県)、8位「広島菜むすび」(広島県)、9位「ばくだんおにぎり」(島根県)、10位「嬬恋高原キャベツおにぎり」(群馬県)が入った。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査時期:9月20日~9月24日
調査対象:47都道府県在住20代~50代男女
有効回答数:1,048名

(外食.Biz)
2024年11月11日更新

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