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木曽路、卵殻を使用したバイオマス食器の導入実験を東名阪4店舗で開始
二酸化炭素の排出を削減だけでなく、軽量化により従業員の作業負荷軽減にも繋がる
木曽路は、「しゃぶしゃぶ・日本料理 木曽路」の「銀座五丁目店」(東京都)、「東名店」「瀬戸店」(愛知県)、「上本町店」(大阪府)にて、使用するしゃぶしゃぶ用の肉皿を従来焼却処理されていた卵殻を原料として利用したバイオマス食器に切り替えるための導入実験を10月下旬より開始した。
新たに導入するバイオマス食器は、卵殻とパルプを主成分(重量比約50%以上)としている。卵殻の主成分(90%以上)は炭酸カルシウムであり、卵製品加工後に残った卵殻の廃棄焼却時には二酸化炭素が排出される。その卵殻を焼却せず凝固させた本製品は二酸化炭素の排出を削減するだけでなく、従来の陶器製に比べると欠けや破損も少ないため、SDGsの観点から非常に優れた食器だ。なお、卵アレルギーは発生しないため安心して料理を楽しんでもらえる。また、大皿の軽量化が図られることで従業員の作業負荷軽減に繋がる。
木曽路グループでは、この他にもフードロスの削減や太陽光発電設備の導入、ペーパーレス化などを推進し、限りある地球資源を有効利用して持続可能な循環型社会づくりに貢献していきたいとしている。
(外食.Biz)
2024年11月08日更新
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