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「サッポロ SORACHI 1984 パパっとパピエコBOX」がグッドデザイン賞受賞
環境負荷を大幅に軽減していることに加え、顧客の利便性にも配慮できていることなどが評価され

 サッポロビールは、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」において、今年2月にECサイト「Amazon.co.jp」で発売した「サッポロ SORACHI 1984 パパっとパピエコBOX」が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
 現在は販売終了している「サッポロ SORACHI 1984 パパっとパピエコBOX」は、「天面と底面を紙製トレイで覆い、外装には古紙パルプ配合率70%の再生紙を採用」「従来品と比較して紙の使用量を約21%削減し、CO2排出量約28%の削減を見込む」「従来品よりもかさばらず、使用後の外装およびトレイの保管や廃棄、リサイクルの作業が容易」といった特長を有していた。
 これに対し、企業活動において環境への取り組みが重視される中で、環境負荷を大幅に軽減していることに加え、顧客の利便性にも配慮できていることやデザイン面では運送上でのわかりやすさなどが評価され、今回の受賞に至ったとしている。
 審査委員からは、『梱包のデザイン。スーパーマーケットで良く目にする箱型の仕様を改め、段ボールトレーと紙袋による包装形態を生んだ。製造工程や保管廃棄において環境負荷を大幅に低減しながらもユーザーの利便性も高めている。古紙への単色印刷によりこの商品の性能を運送関係者や消費者が直感的に理解できる。表立って目立つ取組ではないが、最少の要素で構成した美しく使いやすい合理的な設計に日本のミニマリズムの洗練を見た思いである。』との評価を得た。
 

(外食.Biz)
2024年10月25日更新

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