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日本チェーンストア協会、9月のスーパー売上高は前年比101.0%と2ヶ月連続で前年を上回る
食料品は節約志向もあり買上点数の減少は続くも、農産品の相場高などもあり販売額は前年を上回る

 日本チェーンストア協会は、会員企業47社・9,301店を対象にした2024(令和6)年9月度チェーンストア販売統計を発表。9月は、食料品は節約志向もあり買上点数の減少は続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は良かった。衣料品、住関品の動きも良かったことから、総販売額は9945億1727万円(店舗調整後前年同月比101.0%)と2ヶ月連続で前年を上回った。
 部門別では、食料品が7167億5792万円(同102.6%)、衣料品が444億9873万円(同102.4%)、日用雑貨品などの住関品が1924億4921万円(同106.1%)、サービスが22億3353万円(同102.1%)、その他が385億7788万円(同66.4%)であった。
 なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。
 農産品は、じゃがいも、キャベツ、たまねぎ、トマト、きゅうり、レタス、ブロッコリー、とうもろこし、枝豆、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、大根、人参、かぼちゃ、なす、里芋、レンコン、長ねぎ、オクラなどの動きは鈍かった。果物では、桃、西瓜、梨、りんご、メロン、キウィフルーツ、アボカド、カットフルーツなどは好調だったが、みかん、柿、バナナなどは動きが鈍かった。
 畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも鈍かった。
 水産品は、刺身、まぐろ、ぶり、生かつお、まあじ、うなぎ、さんま、かれい、塩鮭、冷凍魚、漬け魚などの動きは良かったが、たこ、生秋鮭、かに・えび、あさり、魚卵などの動きは鈍かった。
 惣菜は、温惣菜はフライ、天ぷら、オードブル、唐揚げ、焼鳥、焼物などは好調だったが、中華の動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜はまずまずの動きだった。米飯、寿司の動きは良かった。
 その他食品は、米、水、飲料、牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、冷凍食品、レトルト食品、油、餅、パスタ、パン類、乾麺、涼味麺、カップ・袋麺、ジャム・はちみつ、冷凍デザート、缶詰、海苔、豆腐、水物、納豆、グミ、ビールなどの動きは良かったが、乳飲料、乳酸菌飲料、漬物、和洋生菓子、プリン・ゼリー、ワイン、ウイスキー、焼酎、新ジャンルビールなどの動きは鈍かった。
 

(外食.Biz)
2024年10月24日更新

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