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バルニバービ、'24年7月期('23年8月~'24年1月)の連結業績を発表
セグメント別業績、レストラン事業は売上高10.1%増、セグメント利益688.2%増と増収増益を確保
バルニバービは、2024年7月期 通期(2023年8月~2024年7月)の連結業績を発表。売上高134億5200万円(対前年同期比0.7%増)、営業利益6億4200万円(同44.2%減)、経常利益6億4600万円(同41.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億3800万円(同20.1%減)であった。
同社グループでは、新たな成長戦略として「イノベーティブシナジー戦略」を掲げ、従来の「レストラン事業」におけるバッドロケーション戦略での出店で培ったノウハウや知見をもとに、食をベースに総合的なエリア開発を行うことで活性化した不動産の流動化により新たな収益を見込む「エステートビルドアップ事業」を2つ目の成長戦略の柱とし、「食から始まる日本創再生」に取り組んでいる。
レストラン事業においては、ニューノーマルのライフスタイルにおける新しい外食時間として、時間の概念にとらわれず楽しんでもらえるメニューの提案や空間づくりに取り組むと共に、顧客体験の向上と収益の最大化を目指し、既存店の再構築を進めている。昨年8月に再編した店舗運営子会社を中心に、その店舗のマーケットや環境に適したきめ細やかなサービス内容の拡充や価格帯の見直し、業態変更等を含む総合的なアプローチなどにより、顧客の潜在的なニーズに応えることで付加価値を高め、市場競争力の一層の強化を図るべく、グループ一丸となって取り組みを行っている。
セグメント別業績は、レストラン事業が売上高120億69百万円(前年同期比10.1%増)、セグメント利益4億36百万円(同688.2%増)。同事業の戦略別売上高は、26店舗を有する「バッドロケーション」戦略が35億57百万円(同6.9%増)、35店舗を有する「不動産デベロッパー」戦略が55億31百万円(同11.3%増)、14店舗を有する「行政・公共機関」戦略が21億26百万円(同13.2%増)、4店舗を有する「大学・その他」戦略が3億47百万円(同4.0%減)、「その他の事業」が2億44百万円(同4.2%減)であった。また、17店舗を有するエステートビルドアップ事業は、売上高16億48百万円(前年同期比36.0%減)、セグメント利益2億12百万円(同80.9%減)であった。
なお、2025年7月期 通期(2024年8月~2025年7月)の連結業績予想は、売上高145億9100万円(対前年同期比8.5%増)、営業利益9億100万円(同39.1%増)、経常利益8億8300万円(同36.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6億1100万円(同13.6%増)を見込む。
(外食.Biz)
2024年09月26日更新
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