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SANKO MARKETING FOODS、`24年6月期(`23年7月~`24年6月)の連結業績
「アカマル屋」は既存店売上19年比が100%を超え続けるなど成長を続けるブランドに

 SANKO MARKETING FOODSは、2024年6月期 通期(2023年7月~2024年6月)の連結業績を発表。売上高93億2800万円(対前年比31.0%増)、営業損失6億8300万円(-)、経常損失6億8300万円(-)、親会社株主に帰属する当期純損失7億1100万円(-)であった。
 同社グループは、「とる うる つくる 全部、SANKO」をスローガンに、飲食事業で培った強みを活かして水産の産地に入り、生産者とともに歩む「産地活性化プラットフォーマー」として「価値ある食文化の提案」を行うべく、水産の6次産業化を成長基盤とするために事業構造を大きく転換した。
 飲食事業においては、業績回復が著しい「アカマル屋」が既存店2019年同月対比で100%を超え続けるなど、コロナ禍で変化した顧客ニーズにマッチするブランドとして成長を続けている。また、水産の6次産業化を目指すグループのシナジー効果を最大化できる「アカマル屋鮮魚店」(現在5店舗)では、まぐろの解体ショーを定期的に実施しているほか、SANKO船団の漁獲の最大活用により、魚価の相場の高騰に関わらず、原価の抑制を実現できるだけでなく、「DAYゼロ鮮魚」(漁獲からテーブルまでを24時間以内につなぐ取り組み)によって産地における魚本来の価値をダイレクトに伝え、顧客満足ならびに漁業者の生活の安定と向上の両方を達成するブランドとして育成している。
 出退店については、直営店18店舗および運営受託店2店舗を新規出店、直営1店舗、運営受託店1店舗およびFC店(海外ライセンス店)2店舗を閉店した結果、店舗数は直営店55店舗(うち運営受託店12店舗)まで回復し、FC店(運営委託店舗含む)は海外(香港)2店舗、国内2店舗の計4店舗となった。
 なお、2025年6月期 通期(2024年7月~2025年6月)の連結業績予想は、売上高108億3700万円(前年比16.2%増)、営業利益1億5900万円(-)、経常利益1億7100万円(-)、親会社株主に帰属する当期純利益1億3300万円(-)を見込む。
 

(外食.Biz)
2024年09月05日更新

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