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カクヤス、飲食店を対象に「酒ハイ」に関する意識調査を実施
日本酒を炭酸水で割った「酒ハイ」、8割が提供に前向き、味の美味しさを評価

 カクヤスは、8月7日に東京都内で開催した飲食店向け和酒試飲会にて、お酒を提供する飲食店従事者63名を対象に「酒ハイ」に関する意識調査を実施し、その調査結果を発表した。
 同社では、若い世代を中心に日本酒離れが進むなか、日本酒の酒蔵応援に取り組んでおり、日本酒需要創造会議(日本酒の魅力を伝えたいメーカーと流通業者の任意団体)とともに日本酒を炭酸水で割った飲み方「酒ハイ」の普及に取り組んでいる。
 「酒ハイ」とは、日本酒と炭酸水を1:1の比率で割った新感覚のハイボール。日本酒は、冷酒や熱燗などストレートの飲み方が主流だが、アルコール度数が高めであることから、気軽に飲むことができないと感じている人は少なくない。炭酸水で割ることで、炭酸の爽快感とともに日本酒特有の香りや味わいを楽しめる、夏にもぴったりな飲みやすいお酒となる。
■「知っている」が約6割弱を占めるも、「最近知った」との回答が約2割
 飲食店従事者に「酒ハイ」を知っているかと尋ねたところ「知っている」(55.6%)との回答が約6割と過半数を超える結果となった。ただ、「知っている」と回答した人のうち、「最近知った」(20.6%)との回答が約2割、そして、「知らなかった」(44.4%)が全体の4割強あることを踏まえると、お酒を提供する飲食店においても「酒ハイ」は比較的新しく、これから浸透していく飲み方だと言えそうだ。
■3割の飲食店が「酒ハイ」を提供または提供予定ありと回答、提供意向を含めると8割超えに
 「酒ハイ」の提供状況ならびに今後の提供意向について聞いたところ「提供している・予定がある」(31.7%)が約3割、「機会があれば提供したい」(50.8%)が約5割と提供に前向きな割合は8割(82.5%)を超える結果となった。試飲会で初めて「酒ハイ」を飲んだ飲食店従事者からは、「とっても飲みやすいので、お店で提供してみたい」や「爽快感が魚料理と合いそう」などの感想があった。
■「酒ハイ」を提供し始めたきっかけは、「飲んで美味しいと思ったから」が半数
 すでに「酒ハイ」を提供している飲食店を対象に、提供し始めた動機を聞くと「飲んで美味しいと思ったから」(50.0%)が半数を占め、味わいが評価されていることがわかった。次いで「カクヤスからおすすめされた」(30.0%)が3割、「日本酒を飲んでもらいたい」「酒蔵からおすすめされた」(各10.0%)がそれぞれ1割という結果になった。
「酒ハイ」紹介ページ:https://pro.nandemosake.com/trend/2024/sake-highball/
「酒ハイ」特集ページ:https://www.kakuyasu.co.jp/store/app/news_feature/202407_sakehighball/
 

(外食.Biz)
2024年08月29日更新

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