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ぐるなび、ジビエの利用拡大へ!「全国ジビエフェア」参加店舗募集
国産ジビエの魅力を伝え、ジビエを提供する飲食店や事業者を紹介

 ぐるなびは、農林水産省「令和6年度全国ジビエプロモーション事業(ジビエフェア開催事業)」について4年連続で事業実施主体となり、国産の野生鳥獣肉(ジビエ)について、飲食店や小売店等での利用拡大を促進し、消費者にジビエの魅力を伝え、ジビエをもっと知って・食べてもらうことを目的とした取り組みを実施すると発表した。
 「全国ジビエフェア」の参加店舗は年々増加傾向にあり、フェアを通し取扱店舗や消費者のジビエに対する興味喚起に広がりを見せている。今年も11月1日より開催する「全国ジビエフェア」の参加店の募集を8月9日より開始した。
 農林水産省調べによると、野生鳥獣による令和4年度の農作物被害額は156億円となっており、背景として野生鳥獣の生息分布域の拡大や農山漁村における過疎化、高齢化の進展による耕作放棄地の増加などの影響が挙げられる。こうした野生鳥獣による農作物被害は農林漁業者の経営意欲を低下させ、耕作放棄地の増加などの問題をもたらし、更なる被害を招く悪循環を生じさせると考えられる。一方、令和4年度のジビエ利用量(自家消費を除く)は、2,085tと前年度に比べ2.0%減少したものの、食肉として販売した数量は1,332tで、前年度に比べ0.6%増加している。国の掲げる令和7年度までのジビエ利用目標量の約4,000tについては大きく下回っている状況だ。
 そこで11月から開催する「全国ジビエフェア」では、より多くの人に「ジビエを食べる機会」を提供することや「ジビエを購入する機会」につなげてもらうため、SNSを活用した情報発信の強化をしていく。また、ジビエを取り扱う飲食店の増加を目的とした、サンプル提供や購入先となる処理施設の情報などを積極的に紹介して、ジビエ利用量拡大につなげていく。
全国ジビエフェア:https://www.gibier-fair.jp
 

(外食.Biz)
2024年08月13日更新

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