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ワタミ、食品リサイクルループで生産された鶏卵の提供を一部店舗で開始
外食店舗でSDGsを実践!“食べ物を捨てない”サスティナブルな外食の新しいモデル

 ワタミは、外食店舗から排出された食品廃棄物を、食品循環資源として鶏の飼料にリサイクルし、生産された鶏卵(Reエッグ)を再び提供するリサイクルループを構築したと発表した。
 本取り組みでは、まず、関東の一部店舗で排出された調理くずや食べ残しなどの食品廃棄物を資源として、再生利用事業者である㈱アルフォの飼料化センターで製造した飼料を、フィード・ワン㈱で配合飼料にし、農業生産者である㈱タカムラの養鶏場で給餌し、生産された鶏卵(Reエッグ)を㈱八千代ポートリーを通し、店舗に納品してもらう。そして、既存メニューの商材にReエッグを使うことで、食品廃棄物を可燃ごみとして焼却処分するのではなく、資源として循環させる。今後は、食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画(食品リサイクルループ)」の申請を行い、認定取得後に取り組みを拡大させることで食品を資源として循環させ、食べ物を捨てない社会づくりに貢献する。
 なお、食品リサイクルループ(再生利用事業計画)とは、食品関連事業者である同社の店舗から出る食品廃棄物を食品循環資源として、再生利用事業者にて製造した飼料を、配合飼料メーカーで配合飼料にし、農業生産者で給餌して、生産された鶏卵を買い取り、再び顧客に提供する仕組みを構築し、3大臣からの認定を受けるもの。認定を受けることにより、廃棄物処理法の特例を受けることができ、食品循環資源(一般廃棄物)の広域での収集運搬が可能となることでより再生利用を進めることができるようになる。
 

(外食.Biz)
2024年08月02日更新

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