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カッパ・クリエイト、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表
セグメント別売上高、293店舗を有する回転寿司事業は前年比3.5%増の583億24百万円
カッパ・クリエイトは、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表。売上高721億9600万円(対前年同期比2.5%増)、営業利益16億9300万円(-)、経常利益17億1600万円(-)、親会社株主に帰属する当期純利益13億9600万円(-)と増収増益を確保した。
同社グループでは、「お客様の喜びが私たちの喜びです」という社是のもと、「一皿100円(税込110円)」商品を100種以上に拡充する価格訴求に取り組んできた。また、厳選したネタを販売するフェアを実施し、切付・接客技術の向上(切付マイスター制度・接客マイスター制度)や、リーダー人材育成に注力することで、価値訴求を進めている。設備投資については、既存店舗の改装投資を50店舗行った。改装店舗においては、注文専用高速レーンや自動案内システム、セルフレジ、スマホオーダー、テイクアウト専用ロッカーを導入し、顧客の利便性向上と店舗の省力化につながるサービスを強化している。コストアップの継続に対しては、生産性を向上させる設備の積極的な導入や、切付技術の向上などによる食材歩留まりの改善を進めることで対応してきた。また、コロワイドグループのシナジー効果を活かし、業態間連携によるメニュー開発により、原材料価格と食品ロスを低減してきた。サスティナビリティの取り組みとしては、環境負荷軽減につながる食材「大豆ミート」を使用した商品や、日本産水産物の消費促進に向けた対応として「長万部漁港水揚げほたて」を販売し、地球環境や地域・社会への貢献を行ってきた。
セグメント別売上高は293店舗を有する、回転寿司事業が583億24百万円(前年同期比3.5%増)、デリカ事業が138億72百万円(同1.5%減)であった。
なお、2025月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績予想は、売上高740億6100万円(対前年同期比2.6%増)、営業利益18億3200万円(同8.2%増)、経常利益18億2700万円(同6.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益14億1000万円(同1.0%増)を見込む。
(外食.Biz)
2024年06月20日更新
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