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ピエトロ、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表
店舗事業は売上高25.4%増、セグメント利益24百万円と増収増益となり、再黒字化を達成
ピエトロは、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表。売上高100億9600万円(対前年同期比10.8%増)、営業利益2億1800万円(-)、経常利益2億100万円(-)、親会社株主に帰属する当期純利益1億900万円(-)と増収増益を確保した。
店舗事業においては、レストラン店舗では商品事業とのシナジーが期待できる未出店エリアを含む6店舗の新規出店を行い、商品事業と連動したエリアマーケティングを展開した。既存店においても、味、雰囲気、サービスの総合点を磨き、さらなる顧客満足度向上を図った。メニュー戦略としては、高付加価値メニューやディナーメニュー、季節・期間限定の特別メニューの提供の他、3月にはグランドメニューを刷新し、“おいしさと見た目の楽しさ”を詰め込んだサラダをはじめ、パスタやピザ等、メニューの拡充を行った。また、季節のフルーツを贅沢に使用したスイーツや、食事と一緒に楽しめるモクテル(ノンアルコールカクテル)等、スイーツ・ドリンクメニューの強化を図った。さらに、より質の高いサービスを追求するためのスタッフ研修の強化を継続したことで、既存店の顧客単価、来客数ともに上昇した。物販強化策としては、テイクアウトメニューの拡充、デリバリーへの対応、レストランでのテーブルマーケティング等に引き続き取り組んだ。
セグメント別の業績は、店舗事業が売上高38億59百万円(前年同期比25.4%増)、セグメント利益24百万円(前年同期は1億19百万円の損失)と増収増益となり、再黒字化を達成した。商品事業は、売上高60億69百万円(同3.3%増)、セグメント利益16億56百万円(同8.0%増)。本社ビルの賃貸等その他事業は、売上高1億67百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益80百万円(同20.7%増)であった。
なお、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績予想は、売上高109億4400万円(対前年同期比8.4%増)、営業利益4億円(同83.1%増)、経常利益2億9400万円(同45.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1億2300万円(同12.1%増)を見込む。
(外食.Biz)
2024年06月17日更新
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