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松屋フーズHD、令和6年3月期(令和5年4月~令和6年3月)の連結業績を発表
既存店売上高前年比は114.4%と前年を上回り、FLコストの売上高比は65.8%と前年並み

 松屋フーズホールディングスは、令和6年3月期 通期(令和5年4月~令和6年3月)の連結業績を発表。売上高1276億1100万円(対前年同期比19.7%増)、営業利益53億2200万円(同262.5%増)、経常利益59億7800万円(同52.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益29億1500万円(同132.3%増)と増収増益を確保した。
 同社グループは、“みんなの食卓でありたい”をスローガンに、アフターコロナの新たな食のインフラとしての責務を果たすべく、「新規出店」「既存店改装」「人材投資」の持続的成長投資に重点を置き、諸施策を推進し、業容の拡大と充実に取り組んできた。
 新規出店については、牛めし業態51店舗、とんかつ業態7店舗、鮨業態4店舗、海外・その他業態10店舗を出店。一方で、直営の牛めし業態15店舗、とんかつ業態1店舗、鮨業態1店舗、海外・その他業態5店舗を撤退、台灣松屋餐飲股(イに分)有限公司が連結対象会社となったことにより、既存店5店舗が加わった結果、店舗数は1,265店舗(うちFC5店舗、海外15店舗)となった。業態別内訳は、牛めし業態1,034店舗、とんかつ業態184店舗、鮨業態12店舗、海外・その他の業態35店舗となっている。その他、197店舗の改装(うち全面改装3店舗)を実施した他、工場生産設備などに投資を行ってきた。また、人材投資として、初任給の引上げ、ベースアップ、インフレ手当、奨学金返済支援制度の導入等の待遇改善に加え、従業員へのタブレット配布によるEラーニングの強化等の活動を展開してきた。FLコストの売上高比は、前年同期同様の65.8%となった。
 なお、令和7年3月期 通期(令和6年4月~令和7年3月)の連結業績予想は、売上高1365億円(対前年比7.0%増)、営業利益30億円(同43.6%減)、経常利益36億5000万円(同39.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益12億円(同58.8%減)を見込む。
 

(外食.Biz)
2024年06月11日更新

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