トピックス

KFC、プラスチックの削減へ!全店にストロー不要の「ドリンキングリッド」を順次導入
素材には使用済みペットボトルをもとに生産されたポリエステル繊維「再生ペット」を25%使用

 日本ケンタッキー・フライド・チキンは、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取り組みの一環として、国内の「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」全店舗に、ストローなしでスマートに飲める「ドリンキングリッド」を今年12月末頃までに順次導入すると発表した。
 KFCでは、使い捨てプラスチックの削減に積極的に取り組んでいる。プラスチックストローが不要となる「ドリンキングリッド」は、昨年4月から国内28店舗において先行テストを実施。顧客からの貴重な意見を得ながら、検討・改良を進めてきた。今回、プラスチックストローの使用量削減を目的に導入する「ドリンキングリッド」は、一般的な「ドリンキングリッド」に比べて厚みがない平らな形状となっており、よりプラスチック使用量が削減される。また、素材には使用済みペットボトルをもとに生産されたポリエステル繊維「再生ペット」を25%使用している。
 なお、同社は、「プラスチック対策」において、この他にも、レジ袋のバイオマス配合への切り替えに始まり、ドリンク用プラカップの廃止、マドラー・スプーン・フォークの木製への切り替えなどを実施しており、2020年から3年間でプラスチック使用量全体の削減率は、1店舗平均58.7%を達成しているという。同社では、50年先の未来も、そしてその先もずっと地球と共存していけるよう、今後も環境保全への取り組みとして、限りある資源を大切にし、環境を守るための取り組みを積極的に推進していきたいとしている。
 

(外食.Biz)
2024年06月10日更新

最新ニュース

ページのトップへ戻る